NCT127にSHINeeまで!! K-POP“演技ドル”のイチオシフォーカード!!

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現役のアイドルとして活動しながら、ドラマや映画、舞台などに俳優として出演する「演技ドル」。”演技”と”アイドル”を組み合わせた造語だ。実力派として活躍する人も多く、「アイドルとして活動していることを知らなかった」という視聴者もいたりするのだそう。そこで今回は、というより今回も筆者が個人的に紹介したい演技ドルについて話をしたいと思う。

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◆ドヨン(NCT127)
シズニ(NCTのファンクラブ名)でもある筆者の個人的感情丸出しのおすすめ感満載だが、NCT127のメインボーカル、そしてNCTの派生ユニットの「DOJAEJUNG(ドジェジョン)」としても活動するドヨンは演技ドルとしても注目すべき一人。

ドヨン

そんな彼が演技に初挑戦したのが2021年に放送された『深夜カフェ』。タイムスリップができるカフェを舞台にしたファンタジーヒーリングドラマだ。さらに、2022年には青春ラブロマンス『私を愛さないXに』でヒロインのヒスに思いを寄せる親友役を演じた。どちらの作品でもOST(Original Sound Track)に参加しており、メインボーカルとしての実力も遺憾なく発揮している。

さらに、2025年には韓国で絶大な人気を誇っているミュージカル『笑う男』の主人公グウィンプレン役として合流したドヨン。新しい沼の入り口になる可能性しか感じないが、この先ドラマだけなく、ミュージカルなどの舞台での演技もたくさん見せてくれたらシズニとしては嬉しい。

◆ジェヒョン(NCT127)
NCT127からもう一人、これから演技ドルとして注目したいメンバーを紹介する。ドラマ『Dear․M』にヒロインの親友役として出演したジェヒョン。主演のパク・ヘスのいじめ疑惑浮上により、韓国での放送は延期されてしまった本作だが、先だって日本で2022年の6月に配信されており、シズニの中ではとても話題になったドラマだ。韓国では、KBS Joyの月火ドラマとして2025年の4月14日に初回放送が始まったばかりである。

ジェヒョン

さらに、日本の推理小説家である高野和明氏の同名小説(講談社文庫)、映画『6時間後に君は死ぬ』でスクリーンデビューも果たしている。日本では2025年5月16日より、全国公開予定とのこと。NCT127のコンテンツ内でも、独特の雰囲気を放っている瞬間があると個人的に感じているジェヒョン。そんな不思議でどこか掴みどころのない彼が、死を予知するミステリアスな役をどのように演じているのか、気になるポイントだ。

ジェヒョンは現在、陸軍軍楽隊で服務中。入隊前にドラマや映画など、数多くの贈り物をシズニに残していってくれたジェヒョン。除隊までの期間もファンはさまざまなコンテンツで彼に出会えることができそうだ。

◆チェ・ミンホ(SHINee)
三国時代の新羅を舞台にした青春時代劇ドラマ『花郎<ファラン>』、韓国版『花ざかりの君たちへ』、韓国のケーブルチャンネル・On Style初のドラマとなった『初めてだから』。さらに、1996年に原作が放送、2018年に21年ぶりに再ドラマ化された『世界でもっとも美しい別れ』、Netflixオリジナルドラマ『ザ・ファビュラス』など、実に幅広いジャンルのドラマに出演しているSHINeeのチェ・ミンホ。

ミンホ

2025年5月にデビュー17周年を迎えるSHINeeのメンバーで、超ベテランアイドルでもある彼。高校生からシャウォル(SHINeeのファンクラブ名「SHINee WORLD」の略称)の筆者にとって、ミンホはどちらかというと熱血でスポーツが大好きな「炎のカリスマ・ミンホ」のイメージが強い。が、俳優チェ・ミンホは一味も二味も違う。ラブコメから青春ドラマ、そしてアクション、人間ドラマまで幅広いジャンルの作品に出演。今後さらに、彼の新しい一面を見れるチャンスが来ることを切に願っている。


◆チェ・シウォン(SUPER JUNIOR)
「本当はお笑い芸人なのかもしれない…?」と錯覚してしまうほどに、ファンを楽しませることに全力で、どうしても“おもしろいお兄さんたち”のイメージが個人的に強すぎる、ベテランアイドルグループのSUPER JUNIOR。バラエティ番組MC、ミュージカル俳優など各分野で活躍しているメンバーが多いが、チェ・シウォンは俳優として自身のキャリアを確立している。

チェ・シウォン

ラブコメディー『酒飲みな都会の女たち1・2』や『彼女はキレイだった』『オー!マイレディ』、アクション満載の『ATHENA -アテナ-』『ブラッドハウンド』、ファンタジーの『もうすぐ死にます』など、出演作品のジャンルも幅広い。2005年にSUPER JUNIORとしてデビューする前からドラマ出演をしていたということもあり、演技力はお墨付き。がっつりコメディドラマに出演して、今までのアイドル生活で培ってきたお笑い能力(?)を発揮する姿を見てみたいとも思う筆者であった。

K-POPアイドルは、デビュー前の練習生時代に演技のレッスンを受けている人も多く、俳優活動に挑戦しやすいという側面があるのかもしれない。普段は、ステージ上でのパフォーマンスやトーク、素が垣間見えるYouTubeでかわいらしい姿をたくさん見ているせいか、応援しているアイドルが出演するドラマや映画は、なんだか見ると照れくさくなってしまう。しかし、新たな一面を知るという面ではとても素敵な機会なのかもしれない。それにしてもアイドルって本当に多才な人が多いな…といつ誰を見ても感心してしまう。これからも彼・彼女たちの幅広い活動に注目していきたい。

文=豊田 祥子

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