SHINeeミンホのファンは必見。『花郎』で際立つその個性

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どのチャンネルもオリンピック一色だが、NHKのBSプレミアムは通常の番組構成が多い。その中で日曜日午後9時から毎週放送されるのが『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』である。

このドラマはなんといっても、出演陣が本当に賑やかだ。

主役のパク・ソジュンとパク・ヒョンシクは抜群の存在感を見せてくれているが、共演しているイケメンたちも凄い。ト・ジハン、チョ・ユヌという若手俳優に、SHINeeのミンホ、BTS(防弾少年団)のVが加わっている。

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こうしたメンバーが青年育成組織で華やかな演技を披露してくれるのが『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』の最大の見どころになっている。

その中で、今回はSHINeeのミンホの演技を取り上げよう。

『花郎』でスホを演じているSHINeeの(写真=KBS『花郎』ポスター)

持ち前のバイタリティ

ミンホが扮しているのは、青年育成組織の中で明るいムードメーカーと言えるスホである。

とにかく前向きな性格で、暗い話も賑やかにしてしまう個性を持っている。遊び人であるのだが、ただの遊び人ではない。剣術と舞踏が得意で、才能が本当に豊かだ。

とはいえ、調子に乗りすぎるところがあって、仲間の中では冷徹なパンリュ(ト・ジハン)ともめていて、2人は犬猿の仲になっている。

しかし、パンリュがいるから、スホの明るさがさらに目立つのだ。このように、ライバルがいるのは悪いことばかりではなく、スホというキャラクターはパンリュによって引き立っていく。

それにしても、スホを演じるミンホの演技は本当に魅力的だ。

彼は演技経験も豊富だ。SHINeeがデビューしたのは2008年だが、ミンホは2010年から俳優デビューして数多くの作品に出演している。

特に、映画『アンダードック』では印象的な不良少年を演じきって、その演技力が高く評価されていた。

その後もミンホはマルチで活動していたが、2019年4月に兵役で海兵隊に入隊し、ようやく2020年11月に除隊している。

今はコロナ禍の影響で活動しづらい時期だが、持ち前のバイタリティを発揮して、これからも大いに活躍してくれるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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