『ヘチ』登場のイ・インジャは実在の人物だった!!「李麟佐の乱」とは?

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チョン・イル主演で日曜日の午後11時に放送している時代劇『ヘチ 王座への道』。このドラマで俳優のコ・ジュウォンが演じていたイ・インジャ(李麟佐)。

このイ・インジャは、『ヘチ』だけでなく、チャン・グンソクが主演を務めた『テバク~運命の瞬間(とき)~』にも登場しており、こちらでは俳優のチョン・グァンリョルが扮していた。

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そのイ・インジャが起こした歴史的事件といえば、やっぱり「李麟佐の乱」だろう。現在、『ヘチ』の物語の中で彼は反乱を起こす計画を立てている状態だ。

そのイ・インジャを知るにあたって、彼が登場する歴史背景について説明しよう。

ドラマ『ヘチ』でイ・インジャを演じたコ・ジュウォン(写真=コ・ジュウォンInstagram)

今後の『ヘチ』の展開が気になる

時は1720年、19代王・粛宗(スクチョン)が世を去り、彼と「朝鮮王朝三大悪女」の1人として有名な張嬉嬪(チャン・ヒビン)の息子である景宗(キョンジョン)が20代王として即位した。

しかし、当時はある2つの派閥による激しい主導権争いが起こっていた。

その2つとは、景宗を支持する少論派(ソロンパ)、景宗の異母弟の英祖(ヨンジョ)を支持する老論派(ノロンパ)である。

その後、景宗は在位わずか4年で亡くなり、粛宗と側室の淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)の息子である英祖が21代王として即位することになったが、少論派が「英祖が景宗を毒殺した」と言い出した。

これは『ヘチ』の第18話に当たる部分で、イ・インジャが清州(チョンジュ)で「世弟(セジェ)が景宗を毒殺した疑いがある」という噂を広めている。

その噂は、チョン・イル演じるヨニングン(延礽君)の即位式の日に漢陽(ハニャン)に広まった。

このように、反逆の準備を進めていくイ・インジャ。今後の物語の中で、彼はどんな行動をするのかが興味深い。

さらに、イ・インジャをコ・ジュウォンがどう表現するのかに注目したい。

文=大地 康

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