チェ・ジウは1975年6月11日に生まれた。今年6月11日で満50歳を迎えた。デビューしてから30年。変わらぬ人気を誇っている。これまでチェ・ジウの芸能活動をずっと取材してきて、特に印象に残った場面を振り返ってみよう。
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2004年1月、メガヒットドラマ『天国の階段』のロケがソウルのロッテワールドホテルで行われ、最もヤマ場となる結婚式のシーンが撮影された。この時のチェ・ジウはウェディングドレスのままホテルのロビーで待機していたが、長身でとても目立っていた。
撮影の合間にホテル内にあったベーカリーに出かけてスタッフのための差し入れを買っていた。それもウェディングドレスのままだった。間近で見ていて、「スターは何をやってもスターだ」と妙に感心した。
その2カ月後、『冬のソナタ』がNHK総合テレビで放送されることになり、NHKのスタジオで記者会見が行われた。チェ・ジウとユン・ソクホ監督が出席した。
関心の高さを反映して200人以上の取材陣が詰めかけたが、チェ・ジウが登場した瞬間に記者席から思わず「ウォー!」という大きな声が起こった。現れたチェ・ジウは凄まじいオーラがあった。記者たちが歓声をあげるのも無理はないと思った。
3番目は2005年11月、TBSがテレビ放送50周年特別企画として制作した『輪舞曲(ロンド)』の記者会見の時だ。チェ・ジウと竹野内豊という日韓の2大スターの共演は大きな話題になっていた。
チェ・ジウは竹野内豊について「最初に握手をしたとき、目に力がありカリスマ性をもった俳優さんだと思いました」と語っていた。カリスマ性があるのはチェ・ジウも同じだ。竹野内豊は「現場で周囲の人に対する気配りを忘れないし、撮影を見学しているファンに対するサービスもしっかりしています。とても優しい方だと思います」と称賛していた。
最後に取り上げたいのは2009年9月だ。ペ・ヨンジュンとチェ・ジウは東京ドームで開催されるアニメ『冬のソナタ』放送記念イベントに出演することになり、記者会見が都内のホテルで行われた。
この時のチェ・ジウは『冬のソナタ』について「あれからもう7年が過ぎたのか、と感慨深く受け止めています」と語っていた。フォトタイムの時に並んで立つ2人をずっと見ていたが。本当に絵になる最高の共演カップルであった。
以上のような場面が鮮烈に記憶に残っているが、チェ・ジウは50代になってからも大いに活躍してくれることだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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