11月19日に開催された「第46回青龍映画賞」で、ヒョンビンが『ハルビン』で主演男優賞、ソン・イェジンが『仕方がない』で主演女優賞を同時に受賞した。
授賞式で抱き合い、スピーチではお互いへの深い愛情と尊敬を語る姿は、この歴史的な偉業とあわせて多くの人の記憶に強く刻まれた。そんな韓国を代表する“おしどり夫婦”の、夫婦円満の理由に迫る。
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夫婦の最大の特徴は、互いへの尊敬と愛情を、公の場で自然に堂々と表現する一貫した姿勢にある。
二人は互いの出演映画の試写会には欠かさず足を運ぶ。もちろん、他の韓国の俳優夫婦にも共通する点はあるものの、9月にはヒョンビンは、『仕方がない』のVIP試写会のみならず、試写会後の打ち上げでもソン・イェジンに寄り添う姿が伝えられた。
目を潤ませて受賞スピーチを始めるヒョンビンの姿を見るソン・イェジンの目も潤む。ヒョンビンが「存在そのものが力をくれる妻イェジンさん、そして我が子をとても愛しているし、感謝していると伝えたい」と語る間、ソン・イェジンは微笑みながら、両手でハートのポーズを作ってみせた。
そしてソン・イェジンの受賞コメントでは、「私が心から愛する2人の存在、キム・テピョン(ヒョンビンの本名)さんと息子のキム・ウジンにこの賞を捧げます」と語り、それぞれ家族への愛情と感謝を率直に伝えた。さらにその後のソン・イェジンのInstagramでは、クールで、セクシーで、チャーミングな二人の4コマショットも公開され話題に。
ヒョンビンは人気トーク番組『ユ・クイズ』に出演した際、『愛の不時着』後に二人の距離が自然に縮まった理由として、互いが俳優という特殊な仕事環境をよく理解している点を挙げた。「同じ業界の相手だから、説明しなくてもわかる。それは利点である一方、欠点にもなる。相手の状況を予測できすぎてしまうから」と冷静に語った。
一方、ソン・イェジンも、映画祭のトークセッションで、「同じ道を歩んできたから、言葉にしなくてもわかる」と明かしており、互いの仕事への理解が信頼につながっている。
カギ③息子、家族が中心という揺るぎない共通の価値観
夫婦が共通して語るのは「生活の中心は息子」という価値観だ。ヒョンビンはソン・イェジンの撮影現場に、息子の名前でコーヒートラックを贈ったエピソードを『ユ・クイズ』で披露。
YouTube番組『悲しいお兄さん、シン・ドンヨプ』では、ほろ酔いのヒョンビンが結婚生活や2歳の息子との日常を率直に語っている。
「子どもが生まれてからは、自分がどんどん後ろに下がる感じがした」と話し、父としての自覚を示した場面が印象的だ。「妻は王妃(ワンビ)、息子は世子(セジャ)」とユーモアで返す姿からは、家族への深い愛情と敬意がにじみ出ていた。
またソン・イェジンは、mydailyのインタビューで、「今は母親であることが最優先で、地方撮影も前日入りをせず、できる限り子どもと一緒に過ごすようにしている。その結果、仕事と家庭の切り替えがはっきりし、自分がしっかりしなければ家庭は守れないと実感し、母として成長しているところだ」と大きな意識の変化を明かした。こうした価値観の一致こそが、二人の夫婦関係を支える大きな軸になっている。
今回の華やかなダブル受賞の裏には賛否両論あり、「絵面が美しい一方で、審査基準はわかりにくい」という記事が多数出たのも事実。それでも二人が積み重ねてきた関係性は、外部からの雑音に揺らぐものではない。夫婦として、そして役者として互いの存在を誇りに思い、支え合う愛情と尊敬こそが、この夫婦が円満でいられる最大の理由だろう。
(文=田名部 知子/Xで気ままなソウルの日常を発信中:@t7joshi)
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