あの人は今/『チャングム』『イ・サン』で活躍したパク・ウネのその後

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1998年に女優としてデビューしたパク・ウネ。長いキャリアを誇るが、特に時代劇で重要な役を演じてきた。彼女の出世作になったのが、時代劇の名作『宮廷女官チャングムの誓い』である。このドラマでは、主演イ・ヨンエをはじめ多くの俳優が活躍したが、その中でひときわ輝いたのがパク・ウネだった。

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彼女は、主人公チャングムの幼なじみである女官ヨンセンに扮した。そのイメージは強烈であり、純粋で愛くるしいヨンセンに魅了された視聴者も多かったことだろう。

『宮廷女官チャングムの誓い』の爆発的な人気にともなってパク・ウネもブレークし、韓国でCMやドラマにひっぱりだこになった。特に、『イ・サン』(2007~2008年)では、イ・ソジンが扮したイ・サンの正妻となる王妃を凛々しく演じた。役柄の上では、「女官」から「王妃」に昇格したわけだ。

このように順風満帆な女優人生を歩んでいたパク・ウネは、2008年に4歳年上の事業家と結婚した。3年後の2011年には二卵性双生児を出産し、パク・ウネは双子の母となった。

あまりに育児に忙しくなったので芸能活動をセーブしていたが、2014年から本格復帰して、『客主~商売の神~』(2015年)、『ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~』(2016年)、『甘い敵』(2017年)などに出演した。その安定した演技力はさすがであった。

パク・ウネ
40代後半を迎えたパク・ウネ

存在感のある演技を見せた女優

しかし、2018年9月に離婚を発表し、10年間の結婚生活にピリオドを打った。離婚の理由は「価値観の違い」ということだった。双子の子供たちはパク・ウネが育てることになり、彼女はその後も育児と女優業を巧みに両立していった。

もちろん、女優としても意欲が盛んで、『復讐せよ~あなたの恨み晴らします~』(2020~2021年)に出演。2021年には、パク・ウンビンが主演した『恋慕』にて、ロウンが扮したチョン・ジウンの母親を演じていた。このときは、本当に品がある姿を見せていた。

また、2022年の『還魂』では、母系制を持つ家長チン・ホギョンに扮して、重厚な演技を披露した。これからも、時代劇を中心に存在感のある演技を見せてくれるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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