IUとパク・ボゴムが主演するNetflixシリーズ『おつかれさま』が、3月7日より配信される。
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豪華なキャストや制作陣、巨額の制作費などから、期待値は高まるばかり。なかでも物語の舞台となる場所が「済州島(チェジュド)」ということも、期待する要因の一つだ。
韓国の南西に位置する済州島は、最も大きな面積を誇る火山島だ。人口は約67万人。温暖な気候のためみかんやハルラボン(デコポン)の特産地として有名だが、最近ではおしゃれなカフェや美味しいパン屋さんが多いと言われている。
“韓国のハワイ”とも呼ばれるだけあって、ビーチリゾートや美しい観光スポットが多く、漢拏山、城山日出峰、拒文(コムン)オルム熔岩洞窟系はユネスコ世界遺産にも登録されている。
ただ、済州島の美しい自然の裏には、暗く悲しい歴史も隠されている。
アメリカ陸軍司令部軍政庁支配下だった1948年4月3日(から1954年9月21日まで)、政府軍と警察らにより罪のない多くの民間人が虐殺される事件が起きたのだ。この「済州島四・三事件」の犠牲者は約1万4000人と公式発表されており、そのうち33%が女性と子供、老人だったという。
このような歴史もあるからか、済州島で暮らす人々はたくましく、凛としたイメージだ。
『おつかれさま』でIUが演じる主人公・エスンもきっとそうに違いない。そこで気になるのは、済州島を舞台とした他の韓国ドラマだ。今回は、『おつかれさま』とあわせて観たい、済州島を舞台としたドラマ3作を紹介する。
出演:イ・ビョンホン、シン・ミナ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン
あらすじ:恋は甘く切なく、人生は楽あれば苦あり。いつもにぎやかな済州島を舞台に、この島で生きる人たちが織りなすさまざまな物語をオムニバス形式で描く。
出演:チ・チャンウク、シン・ヘソン
あらすじ:スキャンダルにより名声を失った後、故郷へと舞い戻ったフォトグラファー。そこで幼なじみと再会したことで、実らなかった昔の恋が再び動き出す。
出演:キム・ナムギル、イ・ダヒ、チャウヌ、ソンジュン
あらすじ:世界を滅ぼすために動き出した悪の存在。その舞台となった神秘的な島、済州島。人間でありながら妖怪である「バン」、運命の中心に立っている「ウォン・ミホ」、神の権能を操る「ヨハン」がこの島へ。悪に立ち向かって世界を救う運命を共有しながらも、各自の悲しき運命と戦わなければならない彼らが繰り広げる、奇妙で魅力的な除霊アクションファンタジー。
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