イ・ジュンギが主演した『悪の花』でゾッとするほど凄みがあるポイントは?

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ドラマ『悪の花』は、昨年の夏に韓国のtvNで放送された。それから1年近くが経過するが、このドラマはさらに新しい視聴者を獲得して人気を維持している。本当に息が長い作品だ。

イ・ジュンギが扮するのは残酷な過去を持った男だ。役の名前はペク・ヒソンという。彼は日常をだまし続けて平凡な生活を装っている。

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そんなヒソンの過去を暴こうとするのが、妻のチャ・ジウォンである。この妻の職業は刑事。このあたりの設定がとても不気味だ。演じているのがムン・チェウォンで、彼女の演技がとてもいい。

ドラマの中で夫婦は幸せそうだ。ウナ(チョン・ソヨン)という娘もとても可愛い。

『悪の花』で主演を務めたイ・ジュンギ

独特なキャラクター

しかし、恐怖が徐々に忍び寄ってくる。幸せな日々が風前の灯火になるのだ。

それは、「14年間も愛し続けた夫がもしも殺人魔だったら?」という問いかけか夫婦を混乱させていくからだ。

こうして、過去の夫の犯罪が夫婦を破綻させていく……。

そんなストーリーの中で、イ・ジュンギの演技は不気味であり、人間の奥底の心理があぶりだされるようだ。

しかも、男の過去に執着するのが、刑事になっている妻というところが、このドラマの設定を恐ろしくしている。さらに、妻を演じるムン・チェウォンは凄みを感じさせるほどに存在感が際立っていた。

そして、回を追うごとにドラマはスリル&サスペンスが濃厚になっていき、数々の秘密めいたベールが剝がされていく。

それにしても、イ・ジュンギが主演するドラマというのは、本当にハズレがない。どのドラマにしても、脚本が入念に練り上げられているし、キャスティングが充実している。その中で、イ・ジュンギは彼にしかできない独特なキャラクターを究極的な演じきっている。

かくして、視聴者は『悪の花』に魅入られて、気持ちがゾクゾクしながら、ストーリーの面白さを堪能していく。本当に凄まじいドラマだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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