俳優ヒョンビンが、出世作『私の名前はキム・サムスン』で演じたキャラクターを自ら振り返り、淡々としながらも成熟した姿勢で共感を呼んだ。
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12月27日に放送されたMBCのバラエティ番組『全知的おせっかい視点』(原題)には、ヒョンビンがサプライズゲストとして出演。意外性のあるトークとともに、率直な思いを語った。落ち着いた口調の中に、過去の自分を受け止める余裕が感じられた。
昨年11月に開催された青龍映画賞で、妻で女優のソン・イェジンと夫婦そろって主演賞を受賞した瞬間を振り返り、「ステージの上で妻を見ることができて、とても良かった」と短く感想を述べたヒョンビン。控えめながらも、真心がにじむ一言だった。
話題は自然と、ヒョンビンの出世作『私の名前はキム・サムスン』へと移った。最近この作品を見返したというタレントのプンジャが、「今の基準で見ると、ヒョンビンさんが演じたキャラクターは、かなり問題のある人物に見える」と語ると、ヒョンビンはそれを否定しなかった。
ヒョンビンは「その通りです。そのキャラクターでたくさん批判も受けました」とした上で、「今の視点で見ると、時代性とは明らかに距離のある人物だったと思う」と率直に認めた。過去の人気を美化することも、作品自体を否定することもない、バランスの取れた姿勢が印象的だった。
放送後、ネット上の反応も好意的だった。視聴者からは「自分の作品を客観的に見られるのが本当に素敵」「長く愛される俳優である理由が分かる」「率直だけど言葉遣いがとても丁寧」「過去のキャラクターまで尊重しつつ認める姿勢に品格を感じる」「ヒョンビンらしい落ち着いた大人の回答」といった声が相次ぎ、共感を集めた。
ヒョンビンは2022年にソン・イェジンと結婚し、同年11月に第1子となる男児が誕生した。
(記事提供=OSEN)
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