時代劇『シュルプ』の王子役で注目を集め、主演を務めた恋愛ドラマ『ウエディング・インポッシブル』『深夜2時のシンデレラ』 でブレイクし、次世代スターの仲間入りをしたムン・サンミン。
【写真】ムン・サンミン、すてきな笑顔だったのに…“意外な思い込み”を告白
191センチの抜群のスタイルに、癒しを与えてくれる子犬系のルックス、そして男らしい低音ボイスで、日本でもファンが急増中だ。
韓国メディアによると、ムン・サンミンは忠清北道の清州市で生まれ育ち、幼い頃からスポーツ万能で活発な少年だったという。
中学時代にはすでに180cmを超えており、担任教師の勧めでソウルのハンリム芸能芸術高校に進学。ファッションモデル科で学びながら、ショーや雑誌にモデルとして出演した。
演劇の授業を受けたことをきっかけに、将来の目標を俳優へと進路変更し、大学は難関の試験を突破して成均館大学芸術学部へと進む。そして大学1年の時にウェブドラマ『クリスマスが嫌いな4つの理由』で俳優デビュー。同じ頃に、現在の所属事務所であるawesome.ent(パク・ソジュンらが所属)と契約を結び、順調にキャリアをスタートさせた。
俳優として一気に注目度が上がるきっかけになった作品が『シュルプ』。4次まであったオーディションを勝ち抜き、キム・ヘス演じる王妃の次男、ソンナム大君役を獲得した。繊細かつ情熱的な演技を見せただけではなく、アクションシーンにも果敢に挑戦し、注目度が一気に上昇。「新人とは思えない安定した演技」と絶賛され、百想芸術大賞のテレビ部門男性新人演技賞を受賞した。
その後も順調にキャリアを重ね、主演作『ウエディング・インポッシブル』では、ちょっと生意気なツンデレ御曹司、『深夜2時のシンデレラ』 では、同じ御曹司でもロマンチストで恋に一途な年下系を好演。「国民的年下彼氏」と呼ばれる人気俳優となった。また、2024年5月からは音楽番組「ミュージックバンク」の司会者を務め、MCとしての才能も発揮中だ。
趣味はバドミントンで、バドミントン仲間であり親友のSEVENTEENのスングァンと、アマチュア大会に出たことも。性格については「外交的で人と話すのが好きなので俳優の仕事が合っている」と自己分析。共演者などからも「明るい」「愛嬌がある」と評判で、ムン・サンミンの愛されオーラは天然もののようだ。
待望の新作は、2026年1月から放送されるKBSの時代劇『愛する盗賊様よ』(原題)に決定。ひょんなことで盗賊となった女性と、彼女を追っていた朝鮮の王子の魂が入れ替わることで、2人が互いを救うラブコメ時代劇で、ムン・サンミンは生まれながらの品格を備えた大君(王子)を演じる。ヒロインを演じるナム・ジヒョンも演技派とあり、今回もときめきいっぱいのケミを見せてくれそうだ。
●プロフィール
名前:ムン・サンミン(문상민 / Moon Sang-min)
生年月日:2000年4月14日(25歳)
出身地:韓国・忠清北道清州市
身長:191cm
体重:80kg
血液型:O型
MBTI:ESTP
学歴:成均館大学芸術学部(在学中)
所属事務所:Awesome ENT
デビュー:2019年 ウェブドラマ『クリスマスが嫌いな4つの理由』
趣味:バドミントン、野球観戦、散歩、カフェ巡り
SNS:Instagram:@_sangmxn_
●主な出演作
2021年:『マイネーム:偽りと復讐』
2022年:『シュルプ』
2023年:『放課後戦争活動』
2024年:『ウエディング・インポッシブル』『深夜2時のシンデレラ』
2026年予定:『愛する盗賊様よ』(原題)
(文=新森実夏)
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