2001年にミュージカル俳優としてデビューしたハン・スンヒョン。彼の母親は、韓国のホームドラマで有名な女優のヤン・ヒギョンだ。
ハン・スンヒョンはデビューしてから、これまでに2011年の『バーディーバディ』や2013年の『オフィスの女王』を始め、2014年の『ミセン~未生~』や2016年の『月桂樹洋服店の紳士たち』などの現代劇に出演している。
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さらに、ドラマだけでなく映画でも活躍しており、日本でも話題となった2011年の『サニー 永遠の仲間たち』や2014年の『世界で一番いとしい君へ』など演技を披露した。
そんな彼が初めて出演した時代劇がチョン・イル主演の『ヘチ 王座への道』で、20代王・景宗(キョンジョン)役で登場している。
この景宗とは、19代王・粛宗(スクチョン)と「朝鮮王朝三大悪女」の1人である張嬉嬪(チャン・ヒビン)の息子として生まれた人物で、『ヘチ』でチョン・イルが演じたヨニングン(延礽君)の異母兄である。
ちなみに、延礽君の母親は『トンイ』の主人公でハン・ヒョジュが扮したトンイこと淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)だ。
ドラマの中で、王になる前の世子(セジャ)のときからすばらしい演技を披露し、景宗として即位した後は、しっかりと王としての雰囲気を出していた。
以上のように、俳優としてキャリアを積みながら様々な役に扮してきたハン・スンヒョン。
今後のドラマの展開の中で、彼は景宗をどのように演じていくのか。そして、どんな場面で活躍するのかが楽しみだ。
チョン・イルやコ・アラ、クォン・ユルなど主演俳優の演技に注目する一方で、景宗に扮するハン・スンヒョンなど周りの俳優たちにも目を向けてみよう。
そうすれば、いつもとは違った視点でドラマを楽しむことができると思う。
文=大地 康
♢ハン・スンヒョン プロフィール
生年月日:1982年12月21日生まれ
身長:178cm
星座:いて座
学歴:バンクーバー映画学校演劇映画学科
デビュー:2001年ミュージカル
☆主な出演作
『バーディーバディ』(ドラマ、2011年)
『サニー 永遠の仲間たち』(映画、2011年)
『パンダさんとハリネズミ』(ドラマ、2012年)
『童話のように』(ドラマ、2013年)
『オフィスの女王』(ドラマ、2013年)
『ミセン~未生~』(ドラマ、2014年)
『世界で一番いとしい君へ』(映画、2014年)
『私の娘はスーパーウーマン』(ドラマ、2015年)
『初めてだから』(ドラマ、2015年)
『月桂樹洋服店の紳士たち』(ドラマ、2016年)
『最強配達人』(ドラマ、2017年)
『ヘチ 王座への道』(ドラマ、2019年)
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