『ヘチ』でミン・ジノンを演じるイ・ギョンヨンはどんな俳優なのか

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イ・ギョンヨンは1960年12月12日に生まれた俳優で、デビュー作は1988年に公開された映画『燕山日記』だ。舞台となっているのは、最悪の暴君と呼ばれた10代王・燕山君(ヨンサングン)の統治する時代である。

この映画に出演した後、とある理由でしばらく画面に姿を見せなくなってしまうが、2014年に放送されたドラマ『ミセン-未生-』で見事に復帰を果たす。

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その後は、主に現代劇を中心に活躍するイ・ギョンヨン。そんな彼が2019年に出演した時代劇が『ヘチ 王座への道』である。

この作品は現在、NHK総合テレビで日曜日午後11時から新しく放送されており、イ・ギョンヨンが演じているのは老論派(ノロンパ)の党首であるミン・ジノンという人物だ。

イ・ギョンヨン

見ごたえある演技

ミン・ジノンはとても知略家で老論派の勢力を拡大しようと画策する。その際に、彼はチョン・ムンソンが演じる密豊君(ミルプングン)を次の王に推薦する。

その結果、俳優のイム・ホが扮する少論派(ソロンパ)の重鎮であるイ・グァンジャと対立し、少論派に支えられている主人公の延礽君(ヨニングン)とも敵対している。

今後、話が進むにつれてドラマの中でどんな演技を見せてくれるのかに期待したい。

そんなイ・ギョンヨンは、現代劇で2017年の『ハベクの新婦』や2019年の『Vagabond/バガボンド』、2020年の『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム』と『夫婦の世界』といったドラマに出演している。

さらに映画にも多く出演しており、2014年の『タチャ~神の手~』や『メモリーズ 追憶の剣』、『ビューティ・インサイド』などに出演していた。

このように、ベテラン俳優として常にキャリアを積んできたイ・ギョンヨン。彼の安定した演技には周囲からも高い評価を受けている。

これほど多くの作品で強い印象と存在感を示したイ・ギョンヨンは、次はどんな作品で見ごたえある演技を見せてくれるのだろうか。

次の作品もぜひ期待しながら楽しみにして待っていよう。

文=大地 康

♢イ・ギョンヨン プロフィール
生年月日:1960年12月12日生まれ
身長:173cm
星座:いて座
学歴:漢陽大学演劇映画学科
デビュー:1988年映画『燕山日記』

☆主な出演作
『燕山日記』(映画、1988年)
『ミセン-未生-』(ドラマ、2014年)
『幽霊が見える刑事チョヨン』(ドラマ、2014年)
『身分を隠せ』(ドラマ、2015年)
『秘密の森~深い闇の向こうに~』(ドラマ、2017年)
『アルゴン』(ドラマ、2017年)
『ハベクの新婦』(ドラマ、2017年)
『ミスティ~愛の真実~』(ドラマ、2018年)
『ヘチ 王座への道』(ドラマ、2019年)
『Vagabond/バガボンド』(ドラマ、2019年)
『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム』(ドラマ、2020年)
『夫婦の世界』(ドラマ、2020年)

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