【あの人は今】『イ・サン』の悪女から『梨泰院クラス』の母へ…キム・ヨジンの女優人生

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1998年の映画『ディナーの後に(乙女たちの夕食)』で女優としてデビューしたキム・ヨジンは、1972年6月24日に生まれた。その後、彼女は数々の作品に出演して多種多様な役を演じてきたが、デビューしてからどんな作品に出演してきたのだろうか。まずは時代劇から紹介していこう。

2003年から2004年に放送された『宮廷女官 チャングムの誓い』である。このドラマでは、イ・ヨンエが演じる主人公・長今の医術の師のチャンドクという人物として登場した。

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2005年から2006年放送のソン・チャンミン主演の『シンドン』では、俳優ソ・ジスンが演じた忠穆(チュンモク)王の母親である徳寧公主(トクニョンコンジュ)を演じた。

さらに、2007年から2008年に放送された『イ・サン』では、朝鮮王朝21代王・英祖(ヨンジョ)の二番目の正室の貞純王后(チョンスンワンフ)に扮した。

キム・ヨジン

時代劇で見せる魅力的な演技

2015年放送の『華政』に出演したときは、チャ・スンウォンが演じた朝鮮王朝15代王・光海君(クァンヘグン)に仕えた金介屎(キム・ゲシ)として登場した。
その他にも、『雲が描いた月明り』のキム・ユジョン扮するホン・ラオンの母親のキム・ソサを演じていた。

今までにたくさんの有名な作品に登場してきたキム・ヨジン。彼女が女優としてこれまでにどんな賞を受賞しているのだろうか。
まずデビュー作の『ディナーの後に(乙女たちの夕食)』で、1998年の19回青龍賞の女優新人賞と1999年の春史映画祭で新人賞を受賞している。

さらに、2000年には大鐘賞の助演女優賞、2002年には釜山映画評論家協会賞の女優助演賞を獲得した。

2016年の『雲が描いた月明り』以降も多くのドラマに出演したキム・ヨジンは、今年2020年にパク・ソジュン主演で大きな話題となった『梨泰院クラス』やキム・ダミが演じたチョ・イソの母親役で登場した。

キム・ヨジンの演技は本当に魅力的で、とてもすばらしいものだ。果たして彼女は今後どのように活躍してくのだろうか。

今後の彼女の動向に注目したい。

文=大地 康

♢キム・ヨジン プロフィール
生年月日:1972年6月24日生まれ
身長:164cm
星座:かに座
学歴:梨花女子大学校ドイツ語ドイツ文学科
デビュー:1998年映画『ディナーの後に(乙女たちの夕食)

☆主な出演作
『ディナーの後に(乙女たちの夕食)』(映画、1998年)
『秘書の品格』(ドラマ、2000年)
『宮廷女官 チャングムの誓い』(ドラマ、2003年~2004年)
『二度目のプロポーズ』(ドラマ、2004年)
『シンドン』(ドラマ、2005年~2006年)
『雪の女王』(ドラマ、2006年)
『イ・サン』(ドラマ、2007年~2008年)
『彼らが生きる世界』(ドラマ、2008年)
『華政』(ドラマ、2015年)
『雲が描いた月明り』(ドラマ、2016年)
『魔女の法廷』(ドラマ、2017年)
『梨泰院クラス』(ドラマ、2020年)
『おかえり』(ドラマ、2020年)

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