NHKの総合テレビで毎週日曜日に放映されている韓国の時代劇ドラマ『100日の郎君様』。
人気グループEXOのメンバーでもあるD.O(ディオ)が俳優名ド・ギョンスとして挑んだ初の時代劇ドラマであり、韓国では女優ナム・ジヒョンが“ラブコメの新ヒロイン”との称号も得た人気作で、最近は日本でも日に日にファンが増えている。
そんなドラマを視聴していると、見覚えのある顔がチラチラと出てくる。ホンシム(ナム・ジヒョン扮)らが暮らす村の住人のひとりであるヤンチュンだ。
ホンシムら村の女性たちのお姉さん的存在で、何かと目が行き届きユーモラスな一面を覗かせるヤンチュンを演じるのは、ベテラン女優のイ・ヘウンであるが、実は彼女、『冬のソナタ』にも出演していることをご存じだろうか。
『冬のソナタ』と言えば、主演を演じたペ・ヨンジュンは“ヨン様”、ヒロインを演じたチェ・ジウは“ジウ姫”と呼ばれるほど人気者になった韓流ブームの火付け役作品。
その『冬ソナ』でチェ・ジウ演じるユジンの親友だったコ・ジンスクを演じていたのが、イ・ヘウンなのだ。
チェ・ジウ扮するユジンと幼なじみのコン・ジンスクが時々現れては親友であるユジンを慰め心配する姿に、安堵を覚えた視聴者たちも多いはずである。
イ・ヘウンは『冬ソナ』以降も多数のドラマに出演。
私生活では2002年に大学時代の先輩と結婚し、その6年後の2008年に35歳で待望の男の子を出産した。出産の過程はテレビ番組で放映され、話題を呼んだ。
出産後も露出度の高いドレス姿を披露するなど、その美しさはまったく衰えていないイ・ヘイン。韓国では“美しく元気ハツラツなワーキングママ”として評価されている。
そんな彼女にとって、『100日の郎君様』は2013年に出演した『帝王の娘スベクヒャン』以来の時代劇で、撮影をかなり楽しんでいた模様。韓国撮影時、自身のインスタグラムに撮影中に共演者たちとの記念写真も紹介していたほどだ。
『100日の郎君様』でも名脇役ぶりを発揮しているイ・ヘウン。彼女の演技にも注目したい。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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