『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』などに出演した女優キム・ヒラ（56）の近況が公開された。乳がん闘病を経て、現在はベトナム・ハノイで暮らしているという。
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11月6日に放送された韓国MBNの『特種世界』（原題）では、キム・ヒラが出演。乳がん闘病を知らせた以前に比べて健康を取り戻した姿を見せ、視聴者を安心させた。
彼女は「抗がん剤の副作用で女優の仕事を続けることができなかった」とし、「切実な思いでベトナムに来ることを決めた」と語った。現在は現地ガイドとして活動しているという。
キム・ヒラは『宮廷女官チャングムの誓い』や『イ・サン』など、約1800作品に出演し“名バイプレイヤー”として愛された。
しかし「一生懸命に頑張りすぎたせいか、見飽きた感が出てしまい、さまざまな役を見せられなかった。ある瞬間、自分の居場所がなくなった」と振り返る彼女は、「それが嫌で（業界を）離れた。自分の力で解決したかった」と本音を明かした。
だが、運命は彼女に試練を与えた。
2020年に乳がんステージ2と診断され、18回に及ぶ抗がん治療と33回の放射線治療を受けた。
キム・ヒラは「シャワー中にしこりを感じ、病院に行ったら乳がんステージ2末期だった」と語り、「3週間に一度の抗がん治療を受けたが、注射1本で吐き気が止まらず立ち上がることもできなかった」と当時の苦痛を思い返した。
現在は第2の人生を歩んでいるキム・ヒラに、多くの視聴者から応援の声が寄せられている。
（記事提供＝OSEN）
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