『奇皇后』に出演したペク・ジニとはどんな女優なのか

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1990年2月8日に生まれたペク・ジニは、2008年に映画『人を探しています』という映画で女優としてデビューした。

そんな彼女が出演した時代劇が、2013年から2014年にかけて放送された『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い』だ。舞台となっているのは、14世紀の高麗末期の時代である。

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このドラマは、主演を務めたハ・ジウォンを始めとして、チ・チャンウクやチュ・ジンモなど豪華な俳優陣が揃っている。

その中でペク・ジニが演じたのは、チ・チャンウク演じる元の皇太子で後に皇帝となるタファンの妻のタナシルリという女性だ。

彼女がタファンの妻となったのは、俳優のチョン・グクファン演じるヨンチョルの命令だからだ。このヨンチョルとは、タナシルリの父親である。

しかし、タナシルリはとてもわがままな性格で、タファンから愛されなかったことで嫉妬心や猜疑心を募らせていく。

ペク・ジニ

女優としてのキャリア

この『奇皇后』がペク・ジニにとって初めての時代劇となった作品で、初めて悪役を演じた作品でもある。

普段のイメージはとても優しそうな雰囲気のある女優なので、ペク・ジニにとって悪役を演じるのは果敢な挑戦だったと言えるだろう。

『奇皇后』の出演陣の中で、一番の最年少だった彼女は自分の演技が足を引っ張ってしまうのではないかと不安を感じていたという。

しかし、主演俳優の3人を始め他の先輩俳優たちはしっかりとペク・ジニのことを助けてくれたようだ。

特に主役の奇皇后を演じたハ・ジウォンの演技からは学ぶことが多かったようで、ペク・ジニにとって彼女を目標としている。

その他にも多くのドラマや映画で活躍するペク・ジニ。女優としてのキャリアを積みながら、多様な演技で存在感を示してきた。

『奇皇后』で見せた演技は本当にすばらしいものだったので、また時代劇に出演する彼女の姿を見たいと思う。

もし、そうなったらどんなキャラクターを演じるのだろうか。ペク・ジニの次の作品が楽しみだ。

文=大地 康

♢ペク・ジニ プロフィール
生年月日:1990年2月8日生まれ
身長:163cm
星座:みずがめ座
学歴:龍仁大学映画映像学科
デビュー:2008年映画『人を探しています』

☆主な出演作
『人を探しています』(映画、2008年)
『千万回愛しています』(ドラマ、2009年~2010年)
『恋の一撃 ハイキック』(ドラマ、2011年~2012年)
『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-』(ドラマ、2013年~2014年)
『トライアングル』(ドラマ、2014年)
『傲慢と偏見』(ドラマ、2014年~2015年)
『いとしのクム・サウォル』(ドラマ、2015年~2016年)
『ミッシングナイン』(ドラマ、2017年)
『ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~』(ドラマ、2018年)
『美味しい初恋~ゴハン行こうよ~』(ドラマ、2018年)
『リピート・ラブ~あなたの運命を変えます!~』(ドラマ、2018年)
『ダーリンは危機一髪!』(ドラマ、2019年)

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