母の死と借金乗り越えたパク・ボゴム、新作公開と兵役前に知るべきその半生

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これまでにパク・ボゴムが主演したドラマで、印象に残っているものといえば『雲が描いた月明り』や『ボーイフレンド』が挙げられるではないだろうか。そんなパク・ボゴムは俳優としてどんな人生を歩んできたのか。

パク・ボゴムは1993年に生まれた。

小学生のとき、最愛の母親が亡くなった。

中学生のときには父親が起業したのだが、事業に失敗してしまった。中学生なのに連帯保証人になっていたこともあり、パク・ボゴム自身も借金を背負うことになった。

さらに彼は、俳優活動を始めたあとも、負債のために自己破産をせざるをえなかった。このように、10代の頃からパク・ボゴムには様々な試練があった。

それでも、彼は卑屈にならなかった。

むしろ、他人への思いやりや前向きな人生観を身につけたのである。

「神様はその人のために、がんばれば乗り越えられる試練を与える」

そういう言い方がある。

パク・ボゴムも、自分が試練に負けないでがんばったからこそ、今の彼があるのだ。

試練を乗り越えたパク・ボゴム

つまり、「爽やかな青年」は自然に生まれたわけではない。悲しんで、挫折して、苦労して……その末に、パク・ボゴムは多くの人に愛される慈愛の精神を身につけた。

それは、演技のうえでも生かされている。

たとえば『雲が描いた月明り』。主人公のイ・ヨンは苦労の連続だったが、決して諦めず、困難に打ち勝っていった。それは、演じたパク・ボゴムの人生そのものであった。

【関連記事】パク・ボゴムが『雲が描いた月明り』イ・ヨン役に寄せた想いと覚悟

今後も、パク・ボゴムは様々な作品で粘り強い主人公を演じてくれるだろう。試練を乗り越えた彼は、強い精神力を持って今後の俳優人生を歩んでいく。

韓国でパク・ボゴムが評されるときは、「爽やかな青年」という表現がよく使われる。彼を見ていると、恵まれた環境でスクスク育ったように思われるのだが、実際はまったく逆だった。パク・ボゴムは試練を乗り越えて大きく成長したのである。

そのように成長したパク・ボゴムは今年、コン・ユと共演する映画『徐福』の公開やパク・ソダムと共に主演を務めるドラマ『青春記録』の放送を控えている。その映画やドラマで彼はどんな演技を見せてくれるのだろうか。

構成=大地 康

パク・ボゴム

♢パク・ボゴム プロフィール
生年月日:1993年6月16日生まれ
身長:182cm
星座:ふたご座
デビュー:2011年映画「ブラインド」
出身校:明智大学映画ミュージカル学部

☆主な出演作
『ブラインド』(映画、2011年)
『Hero』(ドラマ、2012年)
『ワンダフル・ラブ~恋の改造計画~』(ドラマ、2013年)
『本当に良い時代』(ドラマ、2014年)
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(ドラマ、2015年)
『雲が描いた月明り』(ドラマ、2016年)
『ボーイフレンド』(ドラマ、2018年)
『梨泰院クラス』(ドラマ、2020年)
『徐福』(映画、2020年)
『青春記録』(ドラマ、2020年)

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