日韓で多くの人に愛されるチェ・ジウ、慈善活動にも積極的なトップ女優

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『冬のソナタ』の大人気によって、韓流を代表する女優となったチェ・ジウ。そんな彼女がかつて行なった記者会見で忘れられない場面がある。

それは、2004年3月22日のことだ。NHKの総合テレビで『冬のソナタ』が放送されるのに合わせて、その記者会見がNHKで行なわれた。

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韓国ドラマの発表会見としては異例の200人近い報道陣が集まり会場は熱気に包まれたが、その中で満を持して主役のチェ・ジウが会場に現れた。そのとき、彼女の存在感に圧倒されて、大勢の記者の間から思わず驚きの喚声があがった。

誰もが圧倒される思いだった。長身に小さな顔。しかも、妖精のような美貌。「オーラが漂っている」とは、まさにこんなときに使う表現なのだろう。

チェ・ジウ

チェ・ジウは1975年に生まれた。

1994年にMBCのタレント・オーディションに合格して翌年デビュー。1997年にペ・ヨンジュンと一緒に出演したドラマ『初恋』で注目された。そして、彼女は2002年の『冬のソナタ』で大ブレークしてから、長い期間を通してトップ女優として活躍してきた。

韓国の俳優は、社会的活動や慈善事業に熱心だが、その中でも、チェ・ジウの慈善活動はまた特別である。

彼女は特に、恵まれない子供たちの支援に非常に熱心だ。ガンや難病に侵された子供たちへの物心両面でのサポートを続けていることは有名で、たくさんのプレゼントを抱えてしばしば小児病棟を訪れ、闘病中の子供たちを励ましている。

かつて、経済的に恵まれない子供たちを1000名ほど著名なマジックショーに招待したことがあった。

人間の心を無意識的に引っ張っていく

そのとき、チェ・ジウはこう感想を述べている。

「幼いときにシャボン玉遊びをしながら持った夢と純粋な心を、マジックショーを通して子供たちにも感じられるようにしてあげたくて、こうした招待の場を作りました。この日ばかりは、子供たちがいいことだけを考える時間になればいいですね」

彼女の優しさがにじみでた言葉だ。

チェ・ジウが今まで演じてきた役柄も多様だが、どんなドラマでも彼女は人間の心を無意識的に引っ張っていく磁力を発揮した。

彼女が出演したドラマで一番新しいものといえば、ヒョンビンが主演を務めた『愛の不時着』だろう。彼女はこの作品で本人役で登場している。まだまだ女優としても健在のチェ・ジウ。彼女の今後の活躍に期待したい。

♢チェ・ジウ プロフィール
生年月日:1975年 6月 11日生まれ
身長:174cm
星座:ふたご座
出身校:漢陽大学演劇映画学科
デビュー:94年MBCタレント23期

☆主な出演作
『初恋』(ドラマ、1996年)
『あなた、そして私』(ドラマ、1997年)
『美しき日々』(ドラマ、2001年)
『冬のソナタ』(ドラマ、2002年)
『天国の階段』(ドラマ、2003年)
『エア・シティ』(ドラマ、2007年)
『スターの恋人』(ドラマ、2008年)
『2度目の二十歳』(ドラマ、2015年)
『世界で最も美しい別れ』(ドラマ、2017年)
『愛の不時着』(ドラマ、2019年)

文=大地 康

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