ドラマ『未知のソウル』が、自己最高視聴率と視聴者の高い評価の中で最終回を迎えた。
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6月29日に放送された最終回では、それぞれの痛みを抱えていた登場人物たちが、傷だらけだった過去と穏やかに決別し、明るい未来へと歩み出す姿が描かれ、深い余韻を残した。
視聴率は首都圏平均9.0%・最高10.3%、全国平均8.4%・最高9.4%を記録。自己最高を更新し、同時間帯のケーブル・総合編成チャンネルにおいて1位を獲得した。
tvNの主要ターゲット層である20~49歳の視聴率でも、全国平均4.2%・最高4.7%を記録し、地上波を含む全チャンネルでトップの座を占め、有終の美を飾った(ニールセンコリア調べ)。
『未知のソウル』は、人生というノートにそれぞれの物語を綴っていく人々の姿を描きながら、視聴者に温かい癒しを届けてきた。
最も近くにいる自分自身をどうやって大切にすればいいのか、そんな問いを投げかけ、毎回多くの共感を呼んだ。
中でも、双子の姉妹ユ・ミジとユ・ミレをはじめとした1人4役に挑戦したパク・ボヨンの熱演が高い没入感を生み出した。
見た目は同じでも正反対の性格を持つ姉妹を鮮やかに演じ分け、変幻自在な表情で視聴者を魅了した。
イ・ホス役のパク・ジニョンとハン・セジン役のリュ・ギョンスも、それぞれ異なる魅力でときめきを届けた。
また、脚本を手がけたイ・ガン作家ならではの優しさと温もりが込められたストーリーも話題に。
複雑に絡み合う登場人物の関係性を通じて、あらゆる形の愛を描き出し、誰もが一度は経験したことのある感情を繊細にすくい取るセリフの数々が心を響かせた。
さらに、パク・シヌ監督とナム・ゴン監督による細やかな演出も光った。
ドラマの主要舞台となったドゥソンリとソウルの空間的対比を色彩やトーンで表現し、過去と現在を行き来するテクニックや小道具の使い方まで、映像美の完成度を高めた。
現場では丁寧な演技指導に加え、CGや音楽など後半の仕上げにも徹底的にこだわり、作品全体の完成度を引き上げた。
俳優・脚本家・監督の見事なシナジーにより、『未知のソウル』は放送期間中、テレビ・OTT問わず常に話題の中心に。出演者の話題性ランキングでも上位を維持し、名実ともに人気作として定着した。
“自分”との長い片想いを終え、人生の新たなページへと踏み出すすべての人々に贈るラブレター。ドラマ『未知のソウル』は、胸が熱くなるような癒しを届けながら、物語に幕を下ろした。
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