女優パク・ボヨンがドラマ『未知のソウル』を通じて演技力をあらためて証明する一方、撮影現場で共演者やスタッフに細やかな気配りを見せたというエピソードが公開され、深い感動を呼んでいる。
【写真】パク・ボヨン、『未知のソウル』現場でのオフショットに「癒される」
画面の内外で光るパク・ボヨンの真の魅力が、改めて脚光を浴びているのだ。
その温かい人柄は、同作でパク・ボヨンの代役を務めた女優ハン・ユウンによって明かされた。
ハン・ユウンは6月25日、自身のインスタグラムで「寒い日にはタンブラーやカイロを手渡してくださり、ご自身が座っていた簡易椅子まで譲ってくださった…いつも見えないところで気遣ってくださったボヨン先輩」と綴った。
さらに「先輩からいただいた温もりは決して忘れません。本当に光栄で幸せな撮影でした」と振り返り、忙しい撮影の合間でも周囲を思いやるパク・ボヨンの繊細で謙虚な姿勢を通じて、彼女の“美談”が絶えない理由をうかがわせた。
そんなパク・ボヨンが出演する『未知のソウル』は、視聴率3.6%でスタートし、最高視聴率7.7%を記録する好調ぶり。
その中心には、顔以外すべてが正反対の双子姉妹「ユ・ミジ」と「ユ・ミレ」を見事に演じ分けたパク・ボヨンの圧巻の演技力があった。
彼女は対照的なキャラクターの感情を、それぞれ異なるトーンで繊細に描き分け、立体的な人物像を作り上げた。
抑圧された感情を抑制された表現でにじませるユ・ミジと、不安や諦めが交錯する内面をわずかな視線や言葉で伝えるユ・ミレ。
言葉よりも仕草や息遣いのリズムでキャラクターを構築し、心理的な距離感を柔らかく表現するその演技は、視聴者の没入感を一層高めていると評価されている。
このようなパク・ボヨンの演技力は国内のみならず海外でも高く評価され、“グローバル女優”としての地位を確立している。
『未知のソウル』はNetflixグローバルTVシリーズ（非英語）TOP10で3位にランクインし、視聴数は280万、累計視聴時間は1470万時間を記録した。
米国の有力エンターテインメント誌『バラエティ』は、「パク・ボヨンは入れ替わる双子姉妹という複雑な課題に挑戦し、4種類の異なるペルソナを効果的に具現した」と絶賛。
『フォーブス』や香港『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』などの海外主要メディアも、彼女の卓越した演技力とキャラクター表現力を高く評価し、ドラマのグローバルな成功を導いた原動力であることを認めている。
このように、パク・ボヨンは『未知のソウル』を通じて、他に代えがたい実力派女優であることを再確認させただけでなく、現場での心温まるエピソードを通じて、深い感動を届けた。
彼女は単なる優れた女優にとどまらず、周囲への思いやりを忘れない人間的な魅力までも兼ね備えた、誰もが愛さずにはいられない存在になっている。
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