韓国のコンテンツ制作会社スタジオドラゴン(STUDIO DRAGON)が2022年第3四半期の実績を発表した。
【関連】『シュルプ』主演キム・ヘス、“眉毛も演技する”大女優の貫禄
11月8日に公示されたスタジオドラゴンの第3四半期の売上高は2289億ウォンで、前年同期比97.2%上昇した。
これは創業以来最高の売上で、『刑事ロク 最後の心理戦』『コネクト』(Disney+)などのOTT(動画配信サービス)オリジナル作品増加および『シスターズ』(tvN)、『還魂』(tvN)、『ビッグマウス』(MBC)などジャンルの多角化による記録的な成長だ。営業利益は前年同期比29.9%上昇した189億ウォンを達成した。
全体売上のうち編成売上は前年同期比64%上昇した594億ウォン、販売売上は155.2%上昇した1658億ウォンとなった。
地上波などの放映本数拡大と大作放映で編成売上が大幅に上昇し、初のハリウッド作品を含むOTTオリジナル7本により販売売上も史上最高を記録した。
第3四半期に収益でカウントされた作品は、『ザ・ファビュラス』(Netflix)、『刑事ロク』(Disney+)、『コネクト』(Disney+)、『The Big Door Prize』(Apple TV+)、『ユミの細胞たち2』(TVING)など、国内外のOTT向けコンテンツがほとんどだ。
スタジオドラゴンの第3四半期は、多様な国内外OTTとの協力を拡大したことに意味がある。
多彩なプレーヤーとの協業を通じて豊かなレファレンスを構築していき、これを土台に影響力と交渉力を拡大しながらグローバルなメジャースタジオへのクォンタムジャンプを準備する過程だ。
スタジオドラゴンの第4四半期は『シュルプ』(tvN)、『還魂:光と影』(tvN)、『エージェントなお仕事』(tvN)、『ミッシング2』(tvN)、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(Netflix)、『アイランド』(Prime Video)などの多彩な作品が並ぶ。多変化したジャンル、シーズン制の拡大とともにプラットフォームの多角化戦略を持続していく見込みだ。
スタジオドラゴンのキム・ジェヒョン代表理事は、「多様な国内外の協業プレーヤーを確保し、彼らとの協業を強固にしていくことに注力した第3四半期だった。自社の企画制作力を土台に、グローバル向けプロジェクトのボリュームを拡大し、収益性を高める戦略で外形成長にふさわしい利益の体力を育てていく」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
■【関連】『コネクト』主演のチョン・ヘインが「少し残念だった」こと
前へ
次へ