俳優イ・サンユンが語るドラマ『One the Woman』がヒットした原動力とは?

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2021年9月から11月まで韓国で放送されていたドラマ『One the Woman』。この作品で、ハンジュグループ創設者の孫であるハン・スンウク役を務めたのが、俳優のイ・サンユンだ。

この作品は、事故で記憶を失った女検事が、「自分とそっくりな財閥の嫁と間違われたのを逆手にとって権力に立ち向かい、自分の過去の事件の真相をあぶりだそうと奮闘する姿を描いた痛快コメディーである。

ちなみに、その事故で記憶を失った女検事のチョ・ヨンジュを演じているのは、女優のイ・ハニだ。彼女は、ハンジュグループの二男と政略結婚した女性カン・ミナも演じている。

【写真】イ・ハニの相手役を務めたイ・サンユン!

高視聴率を獲得して放送を終えた『One the Woman』。この作品がヒットした原動力についてイ・サンユンは、「コロナ禍でイライラがたまる中、胸がスカッとするようなヒロインのチョ・ヨンジュのキャラクターが人気の原動力になったのではないでしょうか」と語っている。

さらに、「ラスト直前までもどかしい展開が続く既存のドラマと違って、「事件が起きたら速攻で解決していく素早い展開も愛された理由だと思っている」と話した。

イ・サンユン

俳優としての存在感

イ・サンユンは、2020年に出演していた舞台『ラストミッション』を終えた後、次回作の検討していたという。そんな彼が『One the Woman』に引かれた理由は何なのだろうか。

それについて、イ・サンユンは「次回作の検討中に読んだ台本の中で、これが一番面白かったんです。台本を読むうちに思わずヨンジュのセリフを声に出して読んでいました」と語っている。

台本を読みながら、「出演する俳優たちがこういう演技をしそうだな」と想像したりして、最終的に「文章を読んだだけでこれだけ笑えるんだ」と感心したイ・サンユンは、「ぜひやりたい」と思ったという。

本作以外にも、これまで出演してきた作品で、俳優としての存在感をしっかりと示してきた彼は、今後もドラマに出演するたびに俳優として成長して、すばらしい演技を見せてくれるに違いない。

文=大地 康

【写真】ドラマや映画で大活躍のソウル大出身ミス・コリア女優イ・ハニ

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