韓国で9月17日から11月6日まで放送されていた『ワン・ザ・ウーマン』。このドラマは、財閥の嫁とうり二つのヒロインが怖いものなしの財閥一族に復讐していく痛快コメディーだ。
この作品に出演している女優のイ・ハニは、劇中で中央地検刑事3部の検事でありながら、裏金をもらって上司にはびこり不正を働く不良女検事のチョ・ヨンジュと、ハンジュグループの二男の嫁でユミングループの末娘のカン・ミナの2役を演じている。
最初に第1話から第8話までの台本をもらって読んだ彼女は、終始笑いが止まらなかったという。
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このときはまだ出演が決まっていたわけではなかったが、台本を読んでから早くやりたいとばかり思っていたと語るイ・ハニ。セリフを口に出してみたり、どうすればうまく演じられるかを考えていたそうだ。
その後、『ワン・ザ・ウーマン』に出演することが決まった彼女は、1人2役を打演じ分けたのかについて語った。
財閥令嬢のカン・ミナは言いたいことが言えない性格で、不良女検事のチョ・ヨンジュは言いたいことをズバッとい言うため、2人は正反対のキャラクターだ。
作品の中では、チョ・ヨンジュの出番のほうが多かったと語るイ・ハニ。声や表情、歩き方を変えるように心がけながら演じ分けたという。
以上のように、1人2役をしっかりと演じ分けながら最後まで務めたイ・ハニ。相手役の俳優イ・サンユンとの息はピッタリだった。
そんな彼女は、2006年のミス・コリアで優勝し、2007年のミスユニバースの世界大会で4位に入賞したことがある。
女優としてデビューしてからは、2013年の『サメ～愛の黙示録～』や2015年の『輝くか、狂うか』、2017年の『客賊－民の英雄 ホン・ギルドン－』などに出演している。
さらに彼女はドラマ以外に、2012年の『私は王である』、2014年の『タチャ～神の手～』、2017年の『ブラザー』、2019年の『エクストリーム・ジョブ』などの映画でも活躍した。
今後も彼女なりの演技を見せてくれるだろう。
文＝大地 康
♢イ・ハニ プロフィール
生年月日：1983年3月2日生まれ
身長：173cm
星座：うお座
学歴：ソウル大学大学院国楽学科
デビュー：2006年第50回ミスコリア選抜大会
☆主な出演作
『バートナー』（ドラマ、2009年）
『パスタ～恋が出来るまで～』（ドラマ、2010年）
『不屈の嫁』（ドラマ、2011年）
『キムチ～不朽の名作』（ドラマ、2012年）
『私は王である』（映画、2012年）
『サメ～愛の黙示録～』（ドラマ、2013年）
『タチャ～神の手～』（映画、2014年）
『輝くか、狂うか』（ドラマ、2015年）
『帰ってきて ダーリン』（ドラマ、2016年）
『逆賊－民の英雄 ホン・ギルドン－』（ドラマ、2017年）
『ブラザー』（映画、2017年）
『熱血司祭』（ドラマ、2019年）
『エクストリーム・ジョブ』（映画、2019年）
『ブラックマネー』（映画、2019年）
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