お盆に海へ行けない人にお勧め!海辺に住んでいる気分になれるドラマ「究極3選」

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外では蝉がけたたましく鳴き、陽炎が揺れる道が広がっている。そんなお盆の季節になると、「夏の匂い」を強烈に求める心が芽生える。特にあこがれるのが、夏の海の情景だ。やはり、夏の海には特別な開放感が備わっている。その気分を満喫できる“お盆向きの3大ドラマ”を取り上げてみよう。

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●『おつかれさま』(2025年)

『おつかれさま』
画像=Netflix

出演者(役名)/パク・ボゴム(青年のヤン・グァンシク)、IU(若い時のオ・エスン、クムミョン)、パク・ヘジュン(中年のヤン・グァンシク)、ムン・ソリ(中年のオ・エスン)

物語の序盤では、幼いグァンシクが「絶対にエスンと結婚する」と心に誓っていた。高校時代、彼はエスンの家出に同行し、釜山(プサン)まで逃避行を繰り広げた。最終的に済州島に連れ戻されたが、彼は決して諦めず、ついにエスンとの結婚を果たした。その後もグァンシクは海を頼って生きてきた。

絶望的な出来事もあったが、それを乗り越えて、彼はエスンと子供たちを愛した。そんなグァンシクの最高の名場面…それは、結婚が破談になって落ち込む娘クムミョンを夜明け前の海に誘ったシーンだ。海に船を浮かべていると、やがて神々しい瞬間を迎えた。

それは、生きる勇気を与えてくれる素晴らしい日の出であった。それをクムミョンに見せることで、グァンシクは娘の心を回復させたのだ。 

●『私たちのブルース』(2022年)

『私たちのブルース』
画像=tvN

出演者(役名)/イ・ビョンホン(イ・ドンソク)、シン・ミナ(ミン・ソナ)、イ・ジョンウン(チョン・ウニ)、ハン・ジミン(イ・ヨンオク)

舞台は済州島(チェジュド)。青い海と潮の香りに包まれた情景が、撮影スタッフの卓越した技術によって鮮烈に映し出された。実際、目にまぶしい海岸線の美しさは、心をどこまでも浄化してくれる。そしてドラマは、オムニバス形式で多様な人々の人生を描いていく。特に注目したいのが、ハン・ジミンが演じる海女ヨンオクの物語だ。

彼女はまだ新米なのに、稼ぎを増やそうとして、仲間と離れて独断で動くことが多かった。なぜ彼女はそこまでしなければならなかったのか。何度見ていてもハラハラさせられるのだが、そこには海と共に生きる者たちの情熱と誇りがたっぷりと表現されていた。

●『海街チャチャチャ』(2021年)

『海街チャチャチャ』
画像=tvN

出演者(役名)/シン・ミナ(ユン・ヘジン)、キム・ソンホ(ホン・ドゥシク)、イ・サンイ(チ・ソンヒョン)、コン・ミンジョン(ピョ・ミソン)

この作品を見ていると、たまらなく郷愁に誘われる。そして、潮風の吹く港町で暮らしたい、という願いが胸をよぎる。どうして、そこまで感情移入ができるのか。それは、ドラマが描く“温かな人間模様”と“どこまでも広がる海の輝き”が本当に素晴らしいからだ。

物語の中心には、町で最も頼られる男ドゥシクとソウルから海辺にやってきた歯科医ヘジンのラブロマンスがあった。その恋模様は真夏の海のように本当に爽やかであったが、その中にやがてドゥシクの過去の影が忍び寄ってくる。それでも最後には、海が癒しとなり、港町を満たす善意と情愛が大きな光を放っていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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