俳優のチャン・ドンユンが主人公のノクドゥを演じた時代劇『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』。2019年の放送されたこのドラマで、ヒロインのトン・ドンジュに扮したのが女優のキム・ソヒョンだ。
そんな彼女が、ドラマの中の数ある場面で一番印象に残っているのはドンジュがブランコをこぐシーンだという。
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しかし、そのシーンの撮影はかなり大変で難しかったようだ。
ただ、セリフもなくブランコに乗っているだけの場面なのだが、そのときにノクドゥに協力してもらってトラウマを克服する意志を見せるのが難しかったという。
さらに、その撮影のときは風が強かったようで、ブランコが激しい動きをする中で立ち乗りもしていたようで、感情を保つのに苦労したみたいだが、そのかいもあって、出来はかなりよかったようだ。
他にも、物語の序盤のドンジュと女装したノクドゥのシーンが好きだという。
そうやって大変な思いをしながら撮影に臨んでいたキム・ソヒョンだが、チャン・ドンユンが撮影現場の雰囲気をよくしてくれたらしく、楽しい現場となったようだ。
その後も、主役カップルとしてチャン・ドンユンと何度も一緒に演技をしたおかげで、かなり親しくなったそうだ。
ちなみに、この『ノクドゥ伝』の舞台となっている時代は、朝鮮王朝15代王・光海君(クァンヘグン)の統治する時代で、キム・ソヒョンが演じているドンジュは、主人公のノクドゥのルームメイトとなる女性だ。
彼女は歌や踊りや楽器の演奏は苦手だが、妓生(キーセン)の見習いである。幼い頃の経験から王である光海君を恨んでいるキャラクターだ。
キム・ソヒョンがドラマの中で見せる表現力豊かな演技は、これまでに出演してきた『太陽が抱く月』や『トッケビ』『仮面の王イ・ソン』などで得た経験によるものだろう。
彼女は次にどんなキャラクターを演じるのだろうか。今後も女優として魅力的な演技を見せてくれると思う。
文=大地 康
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