俳優クォン・ユルが『ヘチ』で演じたパク・ムンスとは誰なのか

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現在、NHKの総合テレビで日曜日の午後11時から放送されている時代劇『ヘチ 王座への道』。

チョン・イルが後に21代王・英祖(ヨンジョ)として即位する延礽君(ヨニングン)に扮しているこの作品で、クォン・ユルが演じたのは延礽君の仲間であるパク・ムンスだ。

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このパク・ムンスは少論派(ソロンパ)の名家の出身なのだが、その少論派とはいったい何なのだろうか。ここで派閥について説明しよう。

パク・ムンスは英祖の時代に実在していた人物で、当時の派閥の1つである少論派(ソロンパ)の名家の出身だった。

この少論派とは、もともとは西人派(ソインパ)という1つの派閥だったのだが、内部で対立が起こったため2つにわかれてしまったのである。

『ヘチ』で九オン・ユルが演じたパク・ムンス

パク・ムンスの歩んだ人生

その2つが少論派と老論派(ノロンパ)だ。

このとき、少論派は19代王・粛宗(スクチョン)と「朝鮮王朝三大悪女」の1人である張禧嬪(チャン・ヒビン)の子である20代王・景宗(キョンジョン)を支持していた。

一方の老論派が支持していたのは、粛宗と時代劇『トンイ』の主人公として知られている淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)の子である延礽君を支持していた。

派閥争いのよって対立していた2つの派閥だが、粛宗の後を継いで1720年に景宗が王となったことで少論派は老論派を弾劾した。

しかし、その景宗は病弱だったために即位からわずか4年で世を去ってしまった。後を継いで即位したのが延礽君だ。

彼が英祖となったことで弾劾されていた老論派が息を吹き返し、逆に少論派が駆逐される結果になってしまった。

当然、少論派の名家で育ったパク・ムンスもその影響を受けたが、後の英祖が各派閥から公平に人材を登用する蕩平策(タンピョンチェク)を行なったことで、復職して「暗行御史(アメンオサ)」として活躍している。

そのパク・ムンスは『ヘチ』にも主人公の延礽君の仲間として登場する。

情熱が人一倍強い熱血漢の青年で、司憲府(サホンブ)の監察官を目指して何度も科挙の試験を受けるも落第し続けている。
そんなパク・ムンスを演じるクォン・ユル。物語が進むたびにどんな演技を見せてくれるのだろうか。

文=大地 康

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