8月8日、映画『非常宣言』(原題)に出演した俳優イム・シワンのオンラインインタビューが行われた。
『非常宣言』は、史上初の災害に直面し、なりふり構わない着陸を宣言した飛行機を舞台に、災難に立ち向かう人々を描く航空災害映画。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュンら主演級俳優が集結した映画として話題を集めている。
イム・シワンは劇中、行き先を決めずに飛行機に乗った謎の乗客・ジンソクを演じた。世間では『犯罪都市2』(原題)でソン・ソックが演じた悪役と比べられているが、イム・シワンは「僕は自分のキャラクターを演じ切るのに精一杯だった。『犯罪都市2』も見たけど、僕なんかはソン・ソック先輩と比較の対象にならない」と謙遜した。
ただ、『非常宣言』で共演したソン・ガンホも、イム・シワンとソン・ソックを比べている。
そのことについてイム・シワンは「ソン・ガンホ先輩は舞台挨拶でも僕をすごく褒めてくださって、ありがたい限りだった。(劇中では)先輩と対面するシーンはないけど、僕が撮影する時、わざわざ応援しに現場に来ていただいて、その時もたくさん褒めてくださった。すごく力になった」と明かし、「俳優として、褒め言葉は聞けば聞くほど良い。僕はほめ言葉を渇望する人だ。世界で演技が上手な俳優として認められた先輩たちが褒めてくださったことに意味があると思うし、胸いっぱいになる。それが原動力になって撮影現場に赴いている気がする」と語っている。
2012年のドラマ『太陽を抱く月』で俳優業を始め、今年で10年目になる。イム・シワンは「10年ってすごく長いけど、僕が専門家として誰かに“これはこうするんだよ”と言えるほどではない。まだまだやるべきことが多いし、知らないことが多すぎる。思えば、僕には基礎がない。特に“演技とは何か”について自分自身の答えが出ていない状態だ」と語った。
そして「(演技活動をした)10年という時間が大きく感じられる。でも個人的には活動期間はそれほど重要ではない。僕が獲得したスキルに比べてあまりにも長い時間だったので、まだ年数を数えたくはない」と述べた。
(記事提供=OSEN)
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