テレビ東京の韓流プレミアで現在放送中の時代劇『馬医』に出演している女優のチョ・ボア。彼女が演じているのは、キム・チャンワンの長男の妻であるソ・ウンソだ。
2011年にデビューした彼女にとって初めての時代劇作品となった『馬医』は、2012年から2013年に初めて放送されたドラマだ。
このドラマの撮影当時21歳だったチョ・ボアが面白いと感じたのは、きれいな服を着て昔の上流階級の生活を体験できたことだという。
【関連】『馬医』はイ・ビョンフン監督が願った題材の代わりに作られたってホント?
そんな彼女が演じるソ・ウンソがドラマで初めて登場したのはドラマの第15話だが、いきなり自殺未遂を図るシーンを演じなければならなかった。
初登場シーンとしてはかなりショッキングな内容だが、そのウンソはチョ・スンウが演じるペク・クァンヒョンの治療によって一命をとりとめる。
最初は自分を助けたクァンヒョンを恨むウンソだったが、彼の生きることを恥じるなという言葉に冷静さを取り戻して、以後はクァンヒョンの協力者となる。
そんなキャラクターを演じたチョ・ボアは、『馬医』に出演するにあたって監督のイ・ビョンフンから発生や発音、呼吸法などを教わった。
さらに、時代劇『イ・サン』でソンヨン役を務めたハン・ジミンの演技が好きだという彼女は、『イ・サン』を何度も見返して、時代劇での言葉遣いや所作を自分なりに研究していた。
以上のように、女優として時代劇の経験を積んだチョ・ボアだが、それ以降時代劇には出演していない。
今後、彼女が時代劇に出演することがあったら、次はどんな姿を見せてくれるのかが興味深い。
ちなみに、ウンソは『馬医』の第17話にも登場するが、その中のチョ・ボアがウンソの本心だと感じたセリフがあるという。いったいどのシーンなのだろうか。
これから、チョ・ボアがどんな女優の成長するのかが楽しみだ。
文=大地 康
♢チョ・ボア プロフィール
生年月日:1991年8月22日生まれ
身長:165cm
星座:しし座
学歴:成均館大学演技芸術学科
デビュー:2012年ドラマ『美男〈イケメン〉バンド~キミに届けるピュアビート』
☆主な出演作
『美男〈イケメン〉バンド~キミに届けるピュアビート』(ドラマ、2012年)
『馬医』(ドラマ、2012年~2013年)
『インヨ姫』(ドラマ、2014年)
『失踪ノワールM』(ドラマ、2015年)
『お願い、ママ』(ドラマ、2015年)
『モンスター』(ドラマ、2016年)
『ウチに住むオトコ』(ドラマ、2016年)
『愛の温度』(ドラマ、2017年)
『別れが去った』(ドラマ、2018年)
『ボクスが帰ってきた』(ドラマ、2018年~2019年)
『フォレスト』(ドラマ、2020年)
『九尾狐(クミホ)伝』(ドラマ、2020年)
■【関連】『馬医』の歴史解説!朝鮮王朝時代にとって馬は欠かせない存在だった
前へ
次へ