“王様俳優”から時代劇に欠かせぬ役者になったイム・ホ

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演じるキャラクターをいつも魅力的に見せてくれるイム・ホは、安定した演技で周囲からも高い評価を得ており、多くの時代劇で多様な演技を披露している。

そんなイム・ホが最初に出演した時代劇作品は、1995年に放送されたドラマ『妖婦 張禧嬪』で、彼は19代王の粛宗(スクチョン)を演じた。

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その後も、『大王の道』『ホジュン 宮廷医官への道』『宮廷女官 チャングムの誓い』『大祚榮』『必殺! 最強チル』『風の絵師』『善徳女王』『広開土太王』『華政』『オクニョ 運命の女(ひと)』『ヘチ 王座への道』といった作品に出演している。

それぞれの作品で演じた役を見てみると、『大王の道』では21代王・英祖(ヨンジョ)の息子の思悼世子(サドセジャ)に扮し、『宮廷女官 チャングムの誓い』では11代王の中宗(チュンジョン)として登場している。

さらに、『必殺! 最強チル』に出演したときは、16代王・仁祖(インジョ)の息子で長男の昭顕(ソヒョン)世子に扮していた。

イム・ホ

時代劇俳優イム・ホの演技力

こうして見てみると、時代劇で演じている役は王様や世子(セジャ)など物語の中で重要な役割を持つ人物が多い。そんなイム・ホが見せる演技はとても繊細で表現力が豊かだ。

そして、2019年に出演した『ヘチ 王座への道』ではイ・グァンジャという人物を演じていた。

ちなみに、この『ヘチ 王座への道』は2021年2月14日からNHK総合テレビで毎週日曜日の午後11時から放送される。今から放送が楽しみだ。

今まで多くの俳優が時代劇に出演して様々な役を演じてきたが、イム・ホのようにこれだけ多くの時代劇に出ている俳優はいないだろう。彼が時代劇で見せる重厚な演技は本当に見事なものだ

以上のように多くの作品で多様な演技を見せて強い存在感を示してきたイム・ホ。俳優としてキャリアを積んできた彼は、多様な役柄に対応できる力を持っている。そんなイム・ホが次にどんなキャラクターを演じるのかが興味深い。また時代劇での迫力ある演技が見れる日を楽しみに待っている。

文=大地 康

♢イム・ホ プロフィール
生年月日:1970年1月27日生まれ
身長:174cm
星座:みずがめ座
学歴:中央神学大学院大学公演映像学科
デビュー:1993年KBS第15期タレント

☆主な出演作
『田園日記』(ドラマ、1980年)
『妖婦 張禧嬪』(ドラマ、1995年)
『欲望の海』(ドラマ、1997年)
『大王の道』(ドラマ、1998年)
『ホジュン 宮廷医官への道』(ドラマ、1999年~2000年)
『おいしいプロポーズ』(ドラマ、2001年)
『宮廷女官 チャングムの誓い』(ドラマ、2003年)
『大祚榮』(ドラマ、2006年~2007年)
『必殺!最強チル』(ドラマ、2008年)
『風の絵師』(ドラマ、2008年)
『善徳女王』(ドラマ、2009年)
『華政』(ドラマ、2015年)
『オクニョ 運命の女』(ドラマ、2016年)
『ヘチ 王座への道』(ドラマ、2019年)

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