韓ドラ時代劇には欠かせない変幻自在俳優キム・ヨンチョルとは?

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1953年2月25日生まれの俳優のキム・ヨンチョル。彼は2011年に放送された韓国時代劇『王女の男』で、女優のムン・チェウォン扮するイ・セリョンの父親の首陽大君(スヤンデグン)を演じた。

首陽大君とは、朝鮮王朝の6代王となった甥の端宗(タンジョン)から王位を強奪するかたちで7代王の世祖(セジョ)となった人物だ。

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キム・ヨンチョルは、『王女の男』以外にも『太祖王建』や『大王世宗』や『剣と花』や『チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~』などの時代劇に出演している。彼はいったいどんな役に扮したのだろうか。

時代劇『王女の男』で世祖に扮したキム・ヨンチョル

変幻自在に役を演じるキム・ヨンチョル

2000年から2002年にかけて放送されたチェ・スジョン主演の『太祖王建』。このドラマは韓国で大きな話題となり、60.2%という最高視聴率を叩き出した。そのため、150話で終わる予定だった話を200話まで引き延ばしたほどの人気時代劇だ。

その『太祖王建』でキム・ヨンチョルは、新羅の第48代王・景文王(キョンムンワン)の庶子であるクンイェを演じ、2008年放送の『大王世宗』では、朝鮮王朝の3代王となった太宗(テジョン)に扮した。

2013年放送の『剣と花』に出演したときは、高句麗の27代王である栄留王(ヨンリュワン)を演じている。

そして、2016年に放送された『チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~』では3代王の太宗に扮し、2019年の『私の国』では朝鮮王朝を建国して初代王の太祖(テジョ)となった李成桂(イ・ソンゲ)を演じた。

このように、時代劇で様々な国王になってきたキム・ヨンチョル。彼から感じる俳優としての雰囲気がまさに国王の役にピッタリなのである。

さらに、キム・ヨンチョルは現代劇でも多くの作品に出演している。コミカルな役からシリアスな役まで変幻自在の幅広い演技は、ベテラン俳優の彼だからこそ見せられるものだ。

俳優としてまだまだ活躍しているキム・ヨンチョル。これからも俳優として様々な役に扮した姿でファンの前に現れてくれることだろう。

文=大地 康

♢キム・ヨンチョル プロフィール
生年月日:1953年2月25日生まれ
身長:173cm
星座:うお座
学歴:仁川体育専門大学
デビュー:1977年ドラマ『ヤ・コムネヤ』
 ☆主な出演作
『王道』(ドラマ、1991年)
『風の息子』(ドラマ、1995年)
『マンナム』(ドラマ、1996年)
『太祖王建』(ドラマ、2000年~2002年)
『危険の男』(ドラマ、2002年)
『ソウル1945』(ドラマ、2006年)
『大王世宗』(ドラマ、2008年)
『IRIS-アイリス-』(ドラマ、2009年)
『名家』(ドラマ、2010年)
『美しき人生』(ドラマ、2010年)
『王女の男』(ドラマ、2011年)
『優しい男』(ドラマ、2012年)
『剣と花』(ドラマ、2013年)
『チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~』(ドラマ、2016年)
『私の国』(ドラマ、2019年)

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