“海賊”ソン・イェジンと共演した「色気のある男」俳優キム・ナムギル

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人気俳優のキム・ナムギルといえば、何と言っても大ヒットした『善徳女王』でピダムを演じて大ブレイクした。とにかく端正な顔立ちで、女性ファンから熱狂的な人気を獲得した。

彼が『善徳女王』で演じたピダムも女王への愛に身を焦がした役柄であり、キム・ナムギルの感性が十分に発揮されていた。

こうして、人気俳優となったキム・ナムギルは、2014年にすごい映画に主演した。それが『パイレーツ』(原題『海賊:海に出た山賊』)である。

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この映画は企画段階から話題になっていた。とにかく、ストーリーが奇想天外なのだ。どんな話だろうか。

朝鮮王朝は1392年に建国されたが、その建国の直前に国王の証明となる玉璽(ぎょくじ)が巨大クジラに飲み込まれるという大事件が勃発した。

キム・ナムギル

それを知ったのが、伝説の山賊団のボスであったチャン・サジョンだ。彼は自ら海に行き、玉璽を手に入れようと決意した。カリスマの女海賊であったヨウォルと協力しあって、玉璽の獲得を目指していった。

山賊のボスに扮したキム・ナムギル

このように、映画『パイレーツ』は派手な時代劇の海洋アクションアドベンチャーとなっていった。チャン・サジョンの役を演じたのがキム・ナムギルだ。彼は「この役は本当に愉快に演じられます」と語りながら、大乗り気で山賊のボスに扮した。

一方、ヒロインとなる海賊のヨウォルを演じたのがソン・イェジンだ。

『愛の不時着』によって、今や世界的な人気を獲得するようになったが、この『パイレーツ』では、派手なアクションを見せながらワイルドな海賊を演じていた。

いつもは、恋愛映画のヒロインが定番になっているソン・イェジンだが、まったく違う役柄を演じると、彼女の多様性がさらに発揮されてすばらしいイメージを醸し出していた。

今から考えても、キム・ナムギルとソン・イェジンの共演というのは本当に素敵だった。誰が見てもため息を漏らすような主役カップル。その2人が山賊や海賊に扮するというのだから、意外性がピカイチだ。大変な話題になったのもよくわかる。

♢キム・ナムギル プロフィール
生年月日:1981年 3月 13日生まれ
身長:184cm
星座:うお座
学歴:明知専門大学演劇映像学科
デビュー:1999年ドラマ『学校』

☆主な出演作
『学校』(ドラマ、1999年)
『がんばれ!クムスン』(ドラマ、2005年)
『恋人』(ドラマ、2006年)
『花咲く春には』(ドラマ、2007年)
『善徳女王』(ドラマ、2009年)
『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』(ドラマ、2011年)
『サメ~愛の黙示録~』(ドラマ、2013年)
『パイレーツ』(映画、2014年)
『医心伝心~脈あり!恋あり?~』(ドラマ、2017年)
『熱血司祭』(ドラマ、2019年)

文=大地 康

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