ウォンビン15年の空白、目撃談だけでスターであり続けらるワケ

2025年09月03日 スター #俳優 #OSEN #写真
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“10年も経てば山河も変わる”(韓国のことわざ)とよく言われるが、その10年が過ぎ、さらに5年が経った。ウォンビンの長い空白期間の話である。ここ15年間、彼の姿を見られるのはCMくらいであり、そのために目撃談や近況が伝わるだけでも常に大きな話題となる。

【写真】15年ぶりに姿を現したウォンビン驚きの近況

特に、イ・ナヨンの活発な活動と対照的であることから、ウォンビンの復帰を望む声や空白を惜しむ声が一層高まっている。

ウォンビンは1997年のKBS2ドラマ『プロポーズ』でデビューした。犬を連れて散歩する異国的な雰囲気の隣人役で登場した彼を見た故アンドレ・キムは、次のように語っていた。

「本当に新鮮な衝撃を受けた。ウォンビンの中にチャン・ドンゴンのような雰囲気と、憂いを帯びた瞳を見て強い印象を受けた。人柄も素晴らしく、自尊心を守りながら品格ある人気スターへと成長する姿を見て、模範的な俳優だと感じた」

その後“美男俳優”として注目され、MBCドラマ『レディ、ゴー!』で初主演を務め、『ジャンプ』『クァンキ』『彼が駅に降りた』『コッチ』『秋の童話』『フレンズ』などに出演した。

映画でも『土曜日午後2時』(特別出演)を皮切りに、『ガン&トークス』『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』『母なる証明』『アジョシ』などに出演した。

ウォンビン

1997年のデビューから2010年の映画『アジョシ』まで、出演作は特別出演を含めてもわずか14本(映画6本+ドラマ8本)。2001年の舞台『ダイニングルーム』を加えても15本にとどまる。

しかし、その少ない作品数でもウォンビンという名が鮮烈に刻まれているのは、彼の圧倒的なビジュアルと存在感ゆえだといえる。

2010年公開の『アジョシ』を最後に、ウォンビンのフィルモグラフィーは止まったままである。2015年にイ・ナヨンと結婚した際には大きな話題を呼んだが、それ以降も彼の姿はCMなどでしか見られない。

その間に『アジョシ』で共演した子役たちは成長し、成人として精力的に活動しているのに、ウォンビンの「作品活動」だけは不思議なほど途絶えている。

対照的に、イ・ナヨンは結婚後もドラマ『ロマンスは別冊付録』『パク・ハギョンの旅行記』、映画『ビューティフル・デイズ』などに出演し、コンスタントに観客や視聴者と出会っている。

決して“1年に1作以上”のペースではないが、地道に作品を重ねている女優である。さらに、2026年放送予定のGenie TVオリジナルドラマ『アナー』(原題)への出演もすでに決定している。

一方、ウォンビンは表舞台に出ないため、自然と質問はイ・ナヨンに集中する。

彼女は夫の空白について、次のように語っていた。

「その方も一生懸命見ている。(ウォンビンさんも)関心があって良い映画を見ると俳優として羨ましがる。(いい機会が来れば)きっと出てくる。もう少しだけ待ってほしい」

しかし、そのインタビューからすでに2年が経つものの、復帰の知らせはいまだ届かない。

現在、ウォンビンの近況はCM出演や偶然の目撃談を通じてしか伝わってこない。最近では俳優リュ・ジンが豚カルビ店で食事をしていた際、店主に「ここに来た芸能人は誰がいますか」と尋ねたところ、「ウォンビンさんとイ・ナヨンさんが来たことがある」と答えられ、それが話題となった。

目撃情報だけで世間をざわつかせるスター性は健在だが、ファンにとっては“目撃談でしか近況を知れない”という状況が寂しさを募らせる。

イ・ナヨンの言葉通り、今も良い機会を待っているのだろうか。韓国を代表する美男俳優から、今や“近況キャッチ型”“目撃談型”の俳優となってしまったウォンビンが、再びカメラの前で演技を披露する日を心待ちにしたい。

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