Netflixで配信中の韓国ドラマ『その電話が鳴るとき』でヒロインのホン・ヒジュを演じるチェ・スビンが、見事な演技力を披露している。
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チェ・スビンは劇中で場面緘黙症を患う手話通訳者という役柄を見事にこなし、キャラクターとの高いシンクロ率を証明した。
ニュースや法廷などでの多様なシーンで流暢に通訳をこなし、熟練した手話の実力を見せたチェ・スビン。
彼女は撮影前から韓国語だけでなく英語の手話も状況に応じて数カ月にわたり練習。さらに、撮影中も手話専門家の助言を受け、わずかな手の動きで感情を繊細に伝えるための努力を重ねたという。
(※以下、ネタバレあり)
サオン(演者ユ・ヨンソク)にかかってきた脅迫電話の犯人がヒジュであることが明らかになると、興味は倍増された。仮面夫婦としての暮らしの中では一切声を発しないヒジュが、脅迫犯としてサオンと電話越しに対峙する際には、全力で声を張り上げて応戦。
一方で、サオンの挑発に動揺して計画が狂う姿や、自らの行動を悔いる場面では、ヒジュの不器用ながらも人間味あふれる魅力を存分に感じさせた。
チェ・スビンはドラマ序盤から卓越した表現力で視聴者を引き込み、物語への没入感を高めている。
感情を繊細に織り込んだ手話演技を通じて、180度変化したヒジュの姿をドラマチックに描き、ストーリーの中心に立つキャラクターの背景をしっかりと築き上げた。
サオンがヒジュを疑い始めたなか、今後チェ・スビンが演じるヒジュの振る舞いに注目が集まっている。
『その電話が鳴るとき』は、毎週金・土曜21時50分に放送中。日本ではNetflixで配信中。
(記事提供=OSEN)
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