10月23日、JTBC新時代劇『オク氏夫人伝』(原題)に主演するイム・ジヨンのスチール写真が初公開された。
同作は、名前も身分も、さらに夫まで、すべてが偽物だった外知部(今の弁護士)オク・テヨン(演者イム・ジヨン)と、彼女を守るために命をかけたチョン・スンフィ(演者チュ・ヨンウ)の熾烈なサバイバルを描く。
イム・ジヨン扮するグドクは、奴婢の両親の間に生まれ、極悪非道な主人の横暴に耐えながら生きる本物の奴婢だ。
明晰な頭脳と優れた運動神経、手の器用さだけでなく、優美な容姿と困難な状況の中でも他人を助ける温かい性格まで持ち合わせているが、醜い主人に嫌われるのを恐れ、これら全てを隠して生きている。
スチール写真では、顔の至る所に青あざがあり、血だらけになりながら逃げるグドクの姿が収められた。
吹雪の中、荷物を抱えて暗い夜道を歩く彼女の見窄らしい姿と、恐怖に満ちた目からは、身分を超えて一人の人間として生き延びようとする切実さが生々しく伝わり、目を釘付けにする。
イム・ジヨンは「1人の人物でありながら同時に2人の人物でもある、そんな彼女を演じる自分がとても楽しみだった。作品を選ぶ際、以前にお見せしたことのない姿かどうかが重要なポイントになりますが、その点で今回の選択は最高だった」と、新たな挑戦を予告し、期待を高めた。
『オク氏夫人伝』は韓国JTBCで11月30日22時30分より放送開始。
(記事提供=OSEN)
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