“悪役こそチャンスなり!” 悪役演技で大ブレイクを果たした韓国女優3人

2024年02月27日 話題 #女優
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悪役を演じたことによって、ターニングポイントを迎えた女優たちがいる。

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最近ではドラマ『私の夫と結婚して』のソン・ハユン、昨年では『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のイム・ジヨンとシン・イェウンがそうだ。

ソン・ハユンは2月20日に放送終了したドラマ『私の夫と結婚して』でチョン・スミン役を熱演し、最高視聴率12.0%の大ヒットに貢献した。

純粋で優しいフリをして主人公を利用し、自分の自尊心を高めるチョン・スミン。ソン・ハユンの可愛らしい顔と表情は、チョン・スミンの憎らしさを極大化するのに一役買った。

ソン・ハユン
ソン・ハユン(画像=tvN)

甘く見ていた相手の突然の反撃で感じる戸惑い、怒り、不安など、複雑な感情を声と表情で表し、視聴者の没入度を高めた。後半部に行くにつれてチョン・スミンの歪んだ心情を細かく描き出し、パク・ミンファン(演者イ・イギョン)とオ・ユラ(演者BoA)の不倫現場を目撃するシーンで頂点を極めた。

2005年、ドラマ『テルン選手村』で本格的に演技活動を始めたソン・ハユンは、映画『完璧な他人』やドラマ『いとしのクム・サウォル』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』などで活躍したが、大きな注目は集められなかった。ただ、悪役演技をする時だけは主人公並みに注目され、『私の夫と結婚して』のチョン・スミン役と出会ってようやく女優人生のターニングポイントを迎えることができた。

ソン・ハユン、イム・ジヨン、シン・イェウン
左からソン・ハユン、イム・ジヨン、シン・イェウン(写真提供=OSEN)

ソン・ハユンに先立ち、悪役で大きく注目された女優といえば、イム・ジヨンとシン・イェウンを挙げられる。

2人ともNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』で悪役パク・ヨンジン役を演じた。シン・イェウンが学生時代、イム・ジヨンが成人したパク・ヨンジンだった。

2011年にデビューしたイム・ジヨンは、多様な作品に出演しながら存在感を発揮したが、パク・ヨンジン役ほどではなかった。

初めて悪役に挑んだイム・ジヨンは、自分が犯した恐ろしい校内暴力について、何の罪悪感も感じない厚かましい姿を演じきった。その年、「第59回百想芸術大賞」テレビ部門の助演女優賞に輝いている。

イム・ジヨン
イム・ジヨン(画像=Netflix)

『ザ・グローリー』のヒットにより“再発見”されたイム・ジヨンは、その後、『庭のある家』と『国民死刑投票』で主演を務め、“再発見”を“確信”に変えた。今年も時代劇『オク氏夫人伝』(原題)で新しい姿を披露する予定だ。

シン・イェウンは高校時代のパク・ヨンジン役で、ムン・ドンウン(演者チョン・ジソ)をしつこく苦しめながらも罪悪感を感じない傍若無人な演技を披露した。彼女の変身は、多くの視聴者にとって衝撃そのものだった。それまで愛らしくて明るいイメージだったシン・イェウンも、イム・ジヨンと同じく悪役に初挑戦したからだ。

シン・イェウン
シン・イェウン(画像=Netflix)

『ザ・グローリー』と『コッソンビ熱愛史』で2023年を飾ったシン・イェウンは、「今年は計画していたことより50%はさらに多く得ることができた。だからありがたいが、一方で浮かれてしまうようで、適当に楽しもうと自らむちを打っている。気を引き締めて次のステップに進みたい。どんなことも永遠ではないから」と話した。

(記事提供=OSEN)

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