“本物”の俳優たちの息ぴったりな演技が輝く。
【写真】イム・ジヨン、隠していたタトゥーを披露!? “破格のイメチェン”
11月30日から放送が決定した新ドラマ『オク氏夫人伝』(原題、JTBC)は、名前も身分も、さらに夫まで、すべてが偽物だった外知部(今の弁護士)オク・テヨン(演者イム・ジヨン)と、彼女を守るために命をかけたチョン・スンフィ(演者チュ・ヨンウ)の熾烈なサバイバルを描く。
『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』から人生キャラクターの更新を予感させるイム・ジヨンや、1999年生れの若手俳優チュ・ヨンウ、独歩的な存在感で旬の俳優として仲間入りを果たしたキム・ジェウォン(ソン・ドギョム役)、ヨヌ(チャ・ミリョン役)が朝鮮八道を揺るがす希代の事件を見せる予定だ。それぞれ、秘密を持った人々が描き出すストーリーが気になるなか、張り詰めた演技が垣間見えた台本読み現場が公開された。
この日、台本読み現場には演出を担当したジンヒョク監督とパク・ジスク作家をはじめ、作品をリードする俳優たちが集まり、和気あいあいとした雰囲気の中で初めての出会いの時間を持った。一堂に会した俳優たちは、ともに作品を作っていく同僚たちと力強い挨拶を交わしながら情熱とときめきを表わした。
朝鮮一の多彩なオク・テヨン役を演じたイム・ジヨンは、逃げだした奴婢(召使い)から偽のオク・テヨンになるまでの複雑で危険な人生を圧倒的な演技力で描き出し、劇の流れを主導した。
奴婢クドクの粘り強さとオク・テヨンの明敏で堂々とした面貌を自由自在に表現し、台詞一つひとつに躍動感を吹き込んだ。
朝鮮最高のロマンチスト、チョン・スンフィ役を演じたチュ・ヨンウは、全国を歩き回りながら小説を朗読する「チョンギス」(物語を専門に読む職業)としての自由さをそのまま見せた。朝鮮八道を虜にした芸人だが、偽物のオク・テヨンの前では限りなく切ない目つきと言葉遣いで魅了した。
そうかと思えば、キム・ジェウォンは完璧な両班家のお坊ちゃまソン・ドギョム役に扮し、和やかさを加える。兄嫁オク・テヨンとの心強くて暖かい家族愛と恋人チャ・ミリョンとのときめく呼吸を見せ、作品の中での活躍をより一層期待させた。
それだけでなく、オク・テヨンの下で仕事を学ぶチャ・ミリョン役のヨヌは、愛らしくも予測不可能な魅力を発散した。優しく、堂々として快活なように見えるが、誰にも言えない秘密を隠しているキャラクターを実感できるように見せ、緊張感を倍加させた。
このように、俳優たちはキャラクターの特徴とストーリーを各自の個性で解きほぐすことはもちろん、卓越した演技呼吸を誇った。
人権より身分が優先だった朝鮮で新しい世の中を夢見る者たちが繰り広げる詐欺劇と、その運命の渦に巻き込まれた人々の絡み合った関係性を予告した『オク氏夫人伝』は、11月30日22時30分から韓国JTBCで放送開始。
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