過去10年でチン・セヨンは「最も時代劇に愛された女優」であった!

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チン・セヨンといえば、最初は『オクニョ 運命の女(ひと)』で主役に抜擢されて大きな注目を集めた。「韓国時代劇の巨匠」と称されるイ・ビョンフン監督の演技指導はとても厳しいことで有名だが、チン・セヨンは見事に期待に応えた。

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実際、彼女はイ・ビョンフン監督の性格を早く理解しようと、撮影が始まる2か月前から、監督とマンツーマンで台本読みを繰り返した。そうした中で、彼女は監督の演出スタイルを間近に見て勉強を重ねていった。

何よりも、チン・セヨンはとても勘がいい女優で、「しっかりした性格の主人公に見えるように、いつも行動や目線を意識していました」と述べて、ドラマにうまく順応する能力を発揮していた。

さらにチン・セヨンは、自分なりにキャラクターの変化をうまく捉え、喜怒哀楽をくっきりと見せられるように努力した。こうした成長は、その後の時代劇にも本当に役立ったという。

続いて、チン・セヨンは『不滅の恋人』に主演して名門一家の娘であるソン・ジャヒョンに扮した。このヒロインは王族のイ・フィ(ユン・シユンが演じている)とラブロマンスを繰り広げるが、次々と苦難に見舞われてしまう。それでも、悲しみに耐えて愛する人をしっかり支えていく、という主人公をチン・セヨンは見事に演じきった。

明るいイメージを持ったチン・セヨン

真価を発揮する機会

時代劇の人気ドラマに連続主演したチン・セヨンは、さらに深みを増して『カンテク~運命の愛~』に登場した。それは、難しい一人二役だった。メインのヒロインとなるカン・ウンボは、巫女として育ちながら情報屋も兼ねている活発な女性だった。

実は彼女の姉は王妃になったのだが、結婚式のときに銃撃されて亡くなっている。その姉もチン・セヨンが演じていて、変則的な一人二役に果敢にチャレンジしていたのだ。

このように3つの時代劇でヒロインを立派に務めたチン・セヨン。再び時代劇で真価を発揮する機会があるに違いない。そのときは女優としてどんな成長を見せてくれるのか。大いに楽しみだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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