女優キム・テヒにとって復帰作『庭のある家』(原題)は、テストになる作品だ。3年ぶりのドラマ復帰に加え、スリラー初挑戦という枕詞までつくことで、新しい姿に期待を集めている。
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同名のベストセラー小説を原作とした同作は、裏庭で漂う怪しい匂いによって全く違う人生を生きていた2人の女性が出会うことで繰り広げられるサスペンスだ。6月19日より毎週月・火曜日にENAで放送される。
ENAで放送された『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』ほどの大ヒットは難しい見込みだが、視聴率が2、3%だけでも前作超えとなる。それ以上になれば話題性も上がるはずだ。
キム・テヒは2000年にあるCMで芸能界入りし、『天国の階段』で悪役を務めた。それから『九尾狐外伝』『ラブストーリー・イン・ハーバード』『IRIS -アイリス-』『チャン・オクチョン』『ヨンパリ~君に愛を届けたい~』などに出演した。
20年以上トップスターとして人気を博し、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンと一緒に「テヘジ」と呼ばれながら時代のアイコンとなったキム・テヒ。
しかし、“国宝級の美貌”とは違って、いつも付きまとう演技力不足の指定は、残念な部分である。
ライバルと言えるソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンが折々作品を通じて女優としててっぺんをとることに比べ、キム・テヒには自慢できる作品がないのも事実だ。妊娠と出産があったとはいえ、出演作の少なさも“トップ女優”よりは“トップスター”のイメージを固めている。
ただ、キム・テヒにも“一発”はあった。
出産後の復帰作『ハイバイ、ママ!』で、深い母性を表した演技が好評を得たのだ。それまでは悲しいロマンスやラブコメのイメージが強かった彼女が、“ゴーストママ”役で新境地を開いた。
そんなキム・テヒが今回もチャレンジに乗り出す。
『庭のある家』では、完璧な家で絵に描いたような日常を過ごしていたある日、家の裏庭で怪しい匂いを嗅ぎ始め混乱に陥るジュラン役。スチール写真が公開されるたびに、初めて見るキム・テヒの顔は期待と好奇心を刺激している。
そして相手役はNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で大ブレイクしたイム・ジヨンだ。次回作の今回は、演技に脂が乗ることと予想される。
復帰を控えたキム・テヒの新しいチャレンジは、はたして成功するか。復帰作『庭のある家』に注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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