初回放送を11月18日に控えた韓国JTBC新ドラマ『財閥家の末息子』(原題)が、別次元のファンタジードラマを予告した。
同作は、財閥グループのオーナーリスクを管理していた秘書のユン・ヒョヌ(演者ソン・ジュンギ)が、財閥家の末息子チン・ドジュン(演者ソン・ジュンギ)に生まれ変わって2回目の人生を生きる“人生リセット”ファンタジー物語。激変の80年代を舞台に繰り広げられるミステリーと陰謀、想像を絶する継承争いとキャラクタープレイで、別次元の転生物語を披露する見込みだ。
時代の荒波と共に繰り広げられる物語、自分を殺した家の息子に転生した男の復讐劇に注目が集まる中、チョン・デユン監督がドラマについて直接語った。
“転生ファンタジー”という独特な素材で話題を集めた『財閥家の末息子』。チョン監督は「1987年から現在に至るまでの韓国の大きな事件を振り返ることで、中高年には時代を振り返る面白さと感動を、若い世代には近現代史を間接経験できる機会を与えるはずだ」と自信を示す。
さらには「資本主義社会の群像を長い呼吸で追いかけながら、韓国社会をもう一度振り返る時間になると思う。始まりはファンタジー的な世界観だが、どの物語よりも人生に響く現実的な内容になっている。リアルな描写で視聴者を引き込むことに最も重きを置いた」と説明した。
『財閥家の末息子』の最大の見どころは、やはりベテラン俳優たちの演技だ。チョン監督もそれを最大の魅力だと挙げ、「ソン・ジュンギ、イ・ソンミン、シン・ヒョンビンら俳優たちの貫禄の演技が、リアリティを増した」と紹介した。
「ソン・ジュンギのエネルギーとイ・ソンミンの巧みなカリスマ性が驚くほど強烈なアンサンブルを見せてくれる。ほかにもそうそうたる俳優たちがチン家の一員として披露するケミストリー(相性を意味する韓国の新造語)が絶品だ。ソン・ジュンギ、シン・ヒョンビンが繰り広げる感情の綱渡りも、もう1つの見どころだ」
特に期待を集めるのは、ソン・ジュンギとイ・ソンミンの 演技合戦。チョン監督は「2人のブロマンス(精神的につながりの深い男性同士の親しい関係)も圧巻だ」とし、「敵同士だが、互いに同質感を感じる2人の関係が興味津々に繰り広げられる」と紹介した。
続けて「無念に死んだ男の冷たい復讐を見せるソン・ジュンギの変身と、圧倒的なスケールで繰り広げられる1980、90年代の韓国社会も、注目すべきポイントだ」と強調している。
チョン監督は最後に「自分が仕えていた財閥家に殺され、その家の一員として転生すれば?未来を知っている自分はどんな復讐をする?など、チン・ドジュンの状況に考えをめぐらせ、彼の選択をぜひ見守っていただきたい」と呼びかけた。
『財閥家の末息子』は、11月18日22時30分に韓国JTBCで配信開始。週3回放送を予定している。
(記事提供=OSEN)
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