MBC時代劇『袖先赤いクットン』(原題)が吸引力のある展開で終盤に差し掛かったなか、主演俳優2PMジュノが国王であり1人の男であるイ・サン(正祖)のさまざまな感情を繊細に演じ、深い余韻を残している。
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ジュノは王座に就いたイ・サンが感じる責任感と苦悩、愛する人への恋しさまで卓越に描きながら後半の展開への吸引力を高めた。
エンディングに向かって進む中、数多くのすれ違いの末に互いの心を確認したイ・サンとドクイム(演者イ・セヨン)のロマンスでは、繊細な感情を自由自在な演技で描きながら“信頼できるロマンスキング”としての存在感を見せつけた。
傷の多い王世孫から強くて人間的な国王に成長したイ・サンが、胸を痛めた末に強烈な余韻を与えた『袖先赤いクットン』は、またも自己最高視聴率を更新しながら破竹の勢いを見せている。
視聴率調査会社ニールセンコリアによると、第14話の視聴率は全国平均13.0%、首都圏平均12.7%を記録。第15話は全国平均14.3%、首都圏平均13.8%でまたも最高視聴率を更新し、下半期のヒット作として驚くべき記録を打ち出した。
最終回まで残り2話となった『袖先赤いクットン』でジュノが完成させるイ・サンの物語に関心が集まるなか、来る12月30日に開催される「2021 MBC演技大賞」の有力な大賞候補として挙げられるジュノの受賞にも期待が高まる。
(記事提供=OSEN)
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