韓国で2021年の11月5日から12月11日まで放送されていたドラマ『ハピネス』。
この作品は、21年1月に兵役を終えた俳優パク・ヒョンシクの復帰作であり、『トンイ』で主人公を演じた女優ハン・ヒョジュの5年ぶりの出演作である。
本作は、コロナ禍が終わった近未来の韓国で発生した狂人病の影響で、高層マンションに取り残された人々のサバイバルの様子を描いている。
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パク・ヒョンシクは、セヤン警察署の強力班刑事であるチョン・イヒョンに扮し、ハン・ヒョジュは警察特攻隊のエースのユン・セボムを演じた。
パク・ヒョンシクは『ハピネス』に出演を決めた理由について、「監督や出演者を見て、これは出ないとダメだと思った」と語っている。
さらに彼は、物語の中で描かれるキャラクターの表現や展開に関して、他のドラマとは違う新鮮さを感じて出演を決めたそうだ。
これまでに多くの作品に出演してきたが、警察特攻隊という職業にはなじみがなかったため、少し勉強したというハン・ヒョジュ。
演技の中にはアクションシーンも多少あったらしく、スタント訓練を受けたり、実際に射撃場で射撃をやったりもしたそうだ。
一方のパク・ヒョンシクは、刑事でありながらスポーツ経験者でもあるキャラクターを演じるにあたって、兵役を除隊した後の体格がちょうどよかったという。
『ハピネス』の高校時代のシーンで久しぶりに制服を着たハン・ヒョジュ。実際に着てみて違和感がなかったと言う彼女だが、教室の席で自分の前に座っていた子が16歳だったため、急に現実に引き戻されてしまったと語った。
そんなハン・ヒョジュの制服姿を見たパク・ヒョンシクは、彼女と一緒に撮った写真を見て、意外と制服が似合うと感じたらしい。
以上のように、2人でドラマを盛り上げたパク・ヒョンシクとハン・ヒョジュ。
ちなみに、ハン・ヒョジュは2022年公開予定の映画『パイレーツ2(海賊:鬼旗)』とドラマ『ムービング』に出演することが決まっている。
来年もハン・ヒョジュの演技に期待したい。
文=大地 康
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