女優ハン・ヒョジュが、カリスマ性を身につけて帰ってくる。
初回放送を11月に控えたtvNの新ドラマ『ハピネス』(原題)が、主人公を演じるハン・ヒョジュのスチール写真を初公開した。
『ハピネス』は、感染症が日常化した近未来を舞台に、階級差別があらわな大都市のマンションに住む人々のサバイバルを描くスリラーだ。新型感染症によって封鎖されたマンションの中、住人たちが繰り広げる心理戦や生きるための死闘が緻密に描かれる。
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『アルハンブラ宮殿の思い出』や『秘密の森』『青春の記録』といった話題作を演出したアン・ギルホ監督と、『グッドワイフ~彼女の決断~』の脚本を手掛けたハン・サンウン氏がタッグを組んだことで、別次元のスリラードラマの誕生を期待させている。
何よりも期待を集めるのは、主演女優ハン・ヒョジュの変身だ。
ハン・ヒョジュは劇中、警察特攻隊のエースであるユン・セボム役を演じる。ユン・セボムは、早い状況判断力と物怖じしない性格を生かして名実ともにエースとなった女性。
スチール写真の中からも、“鬼教官”として教育性たちを激しく追い詰める彼女の強い目つきが、視線を引きつける。
一方、誰かに銃を向けたユン・セボムの姿からは、何かの事件が起きたことをうかがわせる。彼女の人生を揺るがす一触即発の危機が気になるところだ。
ハン・ヒョジュは「台本がとても面白かったし、ユン・セボムという人物が当時の私に似ていて没入することができた。セボムは率直な魅力の持ち主。思ったことはすぐに行動に移し、時には行動が先走る時もあるが、そういう性格がむしろ清々しいと感じた。演じながら自分でも痛快な時がしばしばある」と魅力を語った。
さらに、「似た部分が多かったので、あえて役作りしなくても自然と出来上がった。今のハン・ヒョジュがユン・セボムと似ているので、その同質感と共感力が演技として表れるのではないかと思う」と期待を高めた。
ハン・ヒョジュが主演する新ドラマ『ハピネス』は、韓国tvNにて11月5日22時40分に放送開始予定。
(記事提供=OSEN)
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