テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は、11月19日に第18話がオンエアされた。このドラマは全20話なので、残りは2話となり、いよいよクライマックスとなっていく。
ドキドキするような展開になるのは間違いない。チャン・ドンユンが演じるノクドゥとキム・ソヒョンが扮するドンジュの関係がとても気になるが、その前にストーリーの重要部分を改めて整理しておこう。
・ノクドゥは20年前に一度は殺された光海君(クァンヘグン)の息子だった。しかし、生き残って、光海君の側近だったユンジョが育てて、立派に成長していた。
・ドンジュは、謀反の罪で光海君に殺された高官の孫であった。一族はみんな滅ぼされ、彼女だけが生き残った。それゆえ、光海君に復讐心を持ち、ずっと命を狙っていた。ところが、当の光海君は残念な事故によって崖から転落してしまった。
・ユルムは野心が強い王族の綾陽君(ヌンヤングン)であり、王位を狙ってクーデターを準備していた。本当に狡猾な人物だった。
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こうして『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は次々に真実が明らかになっていき、さらには、王妃の言葉によってノクドゥが国王の嫡子であることが証明された。なにしろ、ノクドゥを産んだのが王妃その人であったのだ。それだけに、彼女の言葉には信憑性があった。
結局、ノクドゥは王位を受け継ぐ資格を得たことになる。
それに大反発したのが綾陽君であった。
彼はノクドゥを利用して王位を奪おうとしていたが、そのノクドゥが王位継承者になりそうになって計画が完全に駄目になった。慌てた彼は執拗に武力で王位を横取りしようとしていた。
このように緊迫した中で『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は激動のフィナーレを迎えていくのである。
果たして、混乱した王位の行方はどのようになるのか。
ノクドゥとドンジュの究極の愛は、どんな結末を迎えていくのか。それは、ハッピーなのか、あるいは、そうでないのか。
最後の展開が本当にドラマチックだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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