役作りは“たった1カ月”。『暴君のシェフ』イ・チェミンが裏話を語る【インタビュー】

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9月30日、ドラマ『暴君のシェフ』に主演したイ・チェミンの合同インタビューが行われた。

【写真】『暴君のシェフ』完走のイ・チェミン、代役から奇跡をつかんだ俳優魂

人気ウェブ小説『燕山君のシェフとして生き残る方法』(原題)の実写化である『暴君のシェフ』は、当初イ・ホン役に俳優パク・ソンフンが内定されていたが、SNS騒動を理由に降板。撮影直前にイ・チェミンが急遽投入されることとなった。

イ・チェミンは「どんな作品でも起用されれば嬉しいが、この作品は特に大きな意味を持つ。負担がなかったと言えば嘘になるが、短い準備期間の中で最善を尽くそうと努力した。その気持ちを多くの方が分かってくださったのがありがたい」と語った。

(写真=VAROエンターテインメント)

出演が決まったのはクランクインまで1カ月も残っていない時点だったという。

急なオファーにも関わらず合流を決心した理由を聞かれると、「突然ミーティングの提案を受けたが、実は僕チャン・テユ監督のファンだった。ミーティングの場でも『監督の作品を楽しく見てきたので、会えただけで幸せです』と伝えた。大好きな監督の作品を断る理由はなかったし、台本もとても面白く自分の好みに合っていた。負担や期待、そしてときめきを抱えて作品に臨んだ」と振り返った。

短い準備期間にはどのように準備したのだろうか。

「与えられた1カ月の間に乗馬や書道のレッスンに通い、できる限り多くを学んだ。現場でも先輩方に多くを教わりながら基礎を固め、撮影直前まで練習を重ねた。最初は馬を走らせるのも難しかったが、最後には一人で走れるようになった。いつも最後に上手くできるようになるので、かえって名残惜しく感じた」と語った。

(写真=VAROエンターテインメント)

劇中でイ・ホンが舞を得意とする設定のため、処容舞の練習にも力を入れたという。

「正直ダンスは得意ではなく体が硬い方だが、先生や代役の方に教わりながら練習を重ねた。美しい所作を出すために何よりも多く練習したと思う」と明かした。

視聴者からは前作に比べ演技力が格段に伸びたという評価も多く寄せられている。これについては「作品ごとに努力してきたが、今回は特に短期間で結果を出さなければならないという責任感が強かった。睡眠時間を削って研究し、映像も参考にしながら台詞のトーンや口調を繰り返し試した。監督も頻繁にグループリーディングに呼んでくださり、ユナ先輩をはじめ共演者の助けもあってキャラクターを早くつかむことができた」と語った。

声の面でも「4年前から通っていた発声塾で学んだ経験が役立ったと思う。役柄やジャンルに合った発声を活かせたのを多くの方が評価してくださったのではないか」と自己分析した。

(写真=VAROエンターテインメント)

ただ、次回作の選択については「それが一番の悩み」と率直に明かし、「だからこそ次の作品はより慎重に選びたい。自分が最もよく表現できるキャラクターを考え、さらに努力を重ねたい」と今後への覚悟を示した。

(記事提供=OSEN)

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