ハン・ガン効果で一層高まる韓国文学熱!国内唯一の「韓国の本の祭り」K-BOOKフェスが11月に開催決定!

2025年09月06日 ライフ&カルチャー
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作家ハン・ガンのノーベル文学賞受賞を契機に、「韓国の本=K-BOOK」は今、世界から熱い視線を浴びている。

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社会の課題を映し出しながら読者の深い共感を呼び、国を問わず支持を広げてきたK-BOOK。その最前線を体感できる日本で唯一の祭典「K-BOOKフェスティバル2025」が、11月22日(土)・23日(日)に東京・神保町で開催される。

今年のテーマは「まじわる」。日韓56社の出版社や作家たちが一堂に集うほか、今年は初めて韓国文学にまつわる映画上映会も開催。

文学の世界をより多角的に体感できるプログラムを展開する。さらに全国の書店と連動したブックフェアも合わせ、K-BOOKの魅力をより多くの人々へ届ける。

今年のテーマは「まじわる 우리 모두 다 같이―まじわることが希望になる時代に―」。世代や男女の格差を巡る葛藤、少子化、貧困など、K-BOOKはさまざまな社会の課題を映し出しながら、多くの読者に深い共感や希望を届けてきた。

K-BOOKをかこんで人と人が出会い、互いの違いにふれる。そのまじわりから、新しい問いや想像が生まれる──。そんな体験の場を目指して、今年のフェスをひらく。

フェス会場には、邦訳書や韓国語学習書など、韓国にまつわる書籍を刊行する日本の出版社44社がブース出店。小説・エッセイ・児童書・ノンフィクション・実用書など幅広い分野のK-BOOKを紹介する。

さらに韓国からも現地出版社12社が来日予定。韓国の最新刊や出版動向を、本の作り手から直接聞ける貴重な機会となる。

各社がフェステーマ「まじわる」にちなんで選ぶ「まじわる一冊」は、フェス開催前からSNSやYouTubeを通じて紹介予定。今年の顔となる一冊を事前にチェックできる。

今年は新たにジャンルの横断にもチャレンジ。「文学」に「映画」を掛け合わせ、韓国文学にまつわる映画の上映会を開催する。

場所はフェス会場近くの映画館「神保町シアター」。トークショーやスペシャルゲストの登場も予定している。

映画ファンはフェス会場で映画にまつわる書籍に触れ、韓国文学ファンは映像作品で文学の魅力を再発見ーー。スクリーンと本棚を行き来しながらK-BOOKを楽しむ方法を提案する。

【開催概要】
「K-BOOKフェスティバル 2025 in Japan」

開催日程:
11月22日(土)12:00~18:00
11月23日(日)11:00~18:00

会場:出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)
   神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線)A5出口より徒歩2分

目的:
K-BOOK読者に日韓の本の作り手や売り手の思いを伝える
これからK-BOOKの読者となる方に新しい本や作家、書店との出会いのきっかけを届ける
参加出版社、全国の書店と協力し、読者がK-BOOKを身近に感じる企画を提供する
 
共催:一般社団法人K-BOOK振興会、韓国国際交流財団

主管:K-BOOKフェスティバル実行委員会
 
後援:(一財)日本児童教育振興財団、韓国文学翻訳院、アモーレパシフィック財団、李熙健韓日交流財団、(公財)一ツ橋綜合財団、永田金司税理士事務所、株式会社クオン

参加費:無料

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