Leminoにて独占配信中ドラマ『チェックイン漢陽(ハニャン)』。主演のパク・ジェチャンが、出演の決め手や自身が演じたキャラクターへの想いを語った。
本作は朝鮮王朝時代最大の旅閣・龍天楼(ヨンチョンル)を舞台に、個性豊かな若者たちが成長し、友情を育む姿を描いた青春ロマンス時代劇。パク・ジェチャンは家系再興のために「龍天楼」で奮闘する情熱的な青年コ・スラを熱演。配信直後からたくさんの視聴者から注目を集めている。
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―『チェックイン漢陽』はどんなドラマですか?配役のコ・スラというキャラクターについても簡単にご紹介お願いします。
「ドラマは、若者4人が龍天楼というホテルで様々な出来事を経験し、お互いの絆を深め、友情を確認し合い、次第に親密になっていく姿を描いたドラマです。私が演じたコ・スラというキャラクターは、常に情熱的で、家の大黒柱として家庭を立て直さなければならないという意志に満ちた人物です」
―本作に出演を決めた理由は?
「時代劇は初めて挑戦するジャンルで興味を持ったことと、お兄さん・お姉さん方との良いケミストリーが期待できたので参加することにしました」
―ドラマの注目ポイントは?
「最初は“ハオナ(ですが)四人衆”のみんなが互いに警戒していたのですが、さまざまな事件を共に乗り越えるうちに、絆が深まり、お互いを信頼し合う姿が見どころです」
―コ・スラの魅力は?
「スラは非常に真っ直ぐなキャラクターです。しかし、“ハオナ(ですが)四人衆”と出会い、友達に対する友情という言葉を少しずつ知っていくうちに心を開いていき、友情にも忠実になっていく姿が魅力的だと思います」
―コ・スラは没落した家庭を立て直すために「龍天楼」のインターン士官として働き始めます。もし自分だったら、同じ状況でどのような行動をとったと思いますか?
「私もスラと同じように、龍天楼に入社するため、頑張って与えられた仕事を解決すると思います。家族を守りたいという気持ちが大きいからです」
―ジェチャンさんとコ・スラの似ているところ、違うところは?
「似ている点としては、スラも初対面の人となかなか仲良くなれないようなのですが、私も人見知りが激しいので、その点では似ていると感じました。違う点としては、スラは型にはまった行動を好み、常に正しいことをしようとする人物ですが、私はそこまで型にはまった行動はできないと思います」
―コ・スラを演じながら、特に気をつけたり、努力した部分は?
「スラというキャラクターの感情線がとても複雑だと感じました。ある時は“ハオナ(ですが)四人衆”が自分の全てであるかのように振る舞いますが、一方で家庭の心配や龍天楼の入社試験に合格しなければならないという思いで理性を持とうとする、そんな複雑な感情がスラにはあるのですが、そのような感情をうまく表現しようと努力しました」
―コ・スラというキャラクターが、ジャチャンさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?
「新たな挑戦というよりは、私が引き受けた役柄なので、スラという役をどうすればスラらしく表現できるかをたくさん悩みました」
―ジェチャンさんが考えるイ・ウンとホン・ドクスの魅力は?
「イ・ウンというキャラクターはとても重厚な人物だと思います。知らぬ間に裏で助けてくれたり、また決定的な瞬間に一番大きな力になって4人組を引っ張ってくれたり、ムヨン君という高い身分を隠していますが、龍天楼生活を一生懸命乗り切る4人組を助けてくれる、そんな姿が魅力的でした。ドクスというキャラクターはとても頭が良くてしっかりしたキャラクターなので、何事にも自分がやりたいことがあれば、それを完璧にやり遂げるような姿が魅力的なキャラクターです」
―ペ・イニョクさんと共演した感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください。
「イニョク兄さんが時代劇を沢山やっていたので、イニョク兄さんを見てたくさん学びました。言葉遣いから振る舞いまで、学んだことが多く、イニョク兄さんが現場での情報通だったと思います。だから分からないことがあれば、イニョク兄さんに駆け込んで聞いていましたね」
―キム・ジウンさんと共演した感想は? 印象的なエピソードがあれば教えてください。
「ジウン姉さんは現場のムードメーカーだったと思います。いつもおやつや食べ物をたくさん持ってきて、私たちに配ってくれました。そして、現場で撮影に入る前に「頑張ろうね」と声をかけながら、隣で気合を入れてくれたりしたおかげで、良い雰囲気になっていたんだと思います」
―チョン・ゴンジュさんと共演した感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください。
「ゴンジュ兄さんと一緒に撮影すると、笑いを我慢するのが大変でした。いつも本当に面白いアドリブやシーンを考えてきてくれて、そのシーンをまた共有してくれるので、とても面白いシーンを作ることができたと思います」
―コ・スラは非常に強い正義感の持ち主で、相手が誰であろうと正しいことを言ってしまいます。 龍天楼では気をつけようと決心したものの、問題児と呼ばれるドクス、イ・ウン、ジュンファンとグループを組むことになり、最初は絶望的?でしたが、次第に絆を深めていきます。 このようなスラの心境の変化についてどう思いますか?
「最初は、ドクス、ジュンファ、イ・ウンという友達をすごく問題児で頼りないと思っていましたが、時間が経つにつれてスラもドクス、イ・ウン、ジュンファに助けられたり、また、危機的な瞬間にその友達のおかげで生き延びたりするような場面があったので、スラもだんだん心を開いていき、この友達を信じて頼っていたんじゃないかなと思います」
―撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?
「先ほども言いましたが、ジウン姉さんだったと思います」
―撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?役者同士でこれをしながら時間を過ごしました!というものがあれば教えてください。
「地方撮影で時間があった時には、一緒にご飯を食べたり、コーヒーを飲んだり、美味しいおやつを楽しんだりして過ごしました。些細なことかもしれませんが、そのような時間が私たちにとって大きな力になりました」
―撮影もほぼ終盤ですが、満足度を点数で表すとしたら?(100点満点)
「私は70点くらいだと思います。私は人見知りなので、撮影初期にお兄さん、お姉さんたちとあまり仲良くなれなかったのが残念でした。撮影を重ねるにつれてお互いに良いシナジーを受けたからか、撮影初期の頃が少し残念に感じましたんだと思います」
―自分の役以外に演じたいキャラクターがあるとしたら?
「できるかどうか分かりませんが、私はキム・イソン先輩が演じたチョン・バンジュの役を演じてみたいです。なぜなら、一番上にいる権力者であり、すべてを持っている人なので、そのような役も一度演じてみたいです」
―自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品はありますか?
「今まで出会ったすべての作品が私にとって大きな経験と学びの場となったので、1つに絞るのは難しいです。今回参加した『チェックイン漢陽』も私にとっては学ぶことが多かった作品です。 その都度、本当に貴重だと思う作品と共にしてきたので、すべての作品が大切で有意義なものだと思います」
―最近ハマっていること(食べ物、音楽、映画...何でも)や趣味は?
「最近、運動を頑張っています。ゴンジュ兄さんと休みの時に会って運動に行ったりもします。元々運動が好きでしたが、もっと好きになりましたね」
―日本に来たらやってみたいこと、行ってみたい場所はありますか?
「日本によく行っていたのに、まだ成功したことがないのですが、本当に美味しい天丼屋さんに行ってみたいです」
―好きな日本語、または最近知った日本語は?
「“くやしい”という単語を習いましたが、“イラつく”という意味だそうです。前、日本に行った際に、メンバーとちょっかいを出し合ってる時に知った言葉で、同じDKZのメンバーであるジョンヒョン兄さんと撮った動画をファンの方々もすごく気に入ってくださったんですよ!
―好きな日本食は何ですか?日本に来たら何を食べに行きたいですか?
「日本の食べ物はほぼ全部好きです。特に焼き肉が大好きなので、もしまた日本に行く機会があれば、焼き肉を食べに行きたいです」
―最後に日本の視聴者の皆さんに一言お願いします。
「日本の視聴者の皆さん、本当に一生懸命撮影しており、楽しく撮影しているので、現場でのそのエナジーが視聴者の皆さんにも伝われば良いなと思います。『チェックイン漢陽』をたくさん愛してください!またジェチャンへも今後とも多くの関心と愛をお願いします」
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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