•   
  •   

『テプン商事』出演の決め手は1話のラストシーン。ジュノが語る「父子関係」【インタビュー】

このエントリーをはてなブックマークに追加

12月1日、ドラマ『テプン商事』に主演したジュノのインタビューが行われ、「父子関係」について語った。

【関連】ジュノ、12月もファンミツアー&新作配信で勢い止まらない!

ジュノは「IMF時代を反映した作品で、最初は初回から4話まで台本をもらった。出演を決めた一番の理由は第1話のエンディングシーンだった。第1話に作品が歩んでいく方向性がすべて込められていた」と明かし、「IMF事態を迎えてから変わっていく『テプン商事』の物語に強く惹かれた。人はいつも同じように苦労しながら生きていくが、良いことばかりではないし、社会全体が苦しい時期もある。今の時代に、IMFの頃をどう乗り越えたのかを描くことで、あの時代を経験していない人にも、当時を生きた世代とつながる“架け橋”になる作品だと思った」と語った。

(写真=O3 Collective)

ジュノの心をつかんだという1話エンディングでは、主人公カン・テプンが父カン・ジニョン(演者ソン・ドンイル)が死を迎える。遊び人だったテプンが父の死をきっかけに遅れて父の愛に気づき、180度変わることで物語が本格的に動き始めるのだ。父子の情を改めて見つめ直す物語でもある。

ジュノは「この作品を通じて、父の健康についてたくさん話すようになった。劇中の僕は父を亡くし、父の不在と愛を悟るキャラクター。実際、父という存在は、息子と常に親密でいられるものでもない。父と息子は会話が多くない。でも今回も、会話は多くなかったけれど、お互いに気持ちが通じ合う瞬間は確かにあった(笑)。家族について深く考える作品だった。個人的にも、父との関係を見つめ直すきっかけになった。『ずっと健康でいてほしい』と何度も言うようになった。以前より連絡も取るし会話も増えたが、『テプン商事』について父と深い話をしたわけではない(笑)。ただ『面白かったよ。大変だっただろう』とだけ言ってくれた」と微笑んだ。

(画像=tvN)

続けて「幼少期や学生時代、実際の父子関係はどうだったのか」と尋ねられると、「僕の幼少期に父は航海士として働いていて、一度出ると6カ月は家に帰れなかった。母も共働きだったので、父の不在をより大きく感じていた。後に父は公務員として働き始めたが、その頃は僕が思春期で、距離を縮める時間が足りなかったまま過ぎていった。僕にも、テプンの姿と少し重なる部分があった」と回想。

「同時に、父と母への愛情は大きかったし、今も父に『愛してるよ』と言う。父も長々と語るタイプではなく、『大変だったな、面白かったぞ』とだけ表現してくれる」と付け加えた。

(記事提供=OSEN)

【インタビュー】ジュノ、“新米社長役”に夢中だった1年間を振り返る

【関連】新感覚ヒーロー物語の予感!ジュノ主演Netflix新作『CASHERO』が12月26日配信決定!

【関連】ジュノ、ファン・ジョンミンと共演か。ヒット映画『ベテラン』シリーズ最新作を検討中

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事