ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に主演した俳優カン・テオが最近、韓国メディア『OSEN』のインタビューに応じた。
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劇中で法律事務所ハンバダの社員、イ・ジュノ役を熱演したカン・テオは、ドラマで描かれなかったジュノのビハインドがあると明かす。
「俳優たちだけが見るシノプシスには、無意識のうちに尊敬できる女性がジュノの理想のタイプと書かれていた。だからヨンウが奇抜に事件を解決していくのを見てリスペクトが生まれ、関係がさらに発展できる感情の大きさがあったのではないかと思う」
さらには「ジュノも弁護士が夢だった」という背景も語った。
「ジュノはいい家庭環境で、仲睦まじい両親を見ながら育った。父も母も弁護士で、特に母親の影響を多く受けながら育った。幼い頃から僕もお母さんのような弁護士になりたいと思った。両親へのリスペクトがあるキャラクターだが、弁護士になれるほど頭が良くはなかったみたい(笑)。だから訟務チームの社員になり、それ以上は欲張らずに満足する人だ」
また、「友だちのクォン・ミヌは弁護士になったので、妬んだり、もっと欲を出すこともできる。野望や欲がいっぱいになれる状況でも、自分に任された仕事を誠実に、着実に果たしながら生きていた。それを見ながらジュノがどんな人なのかを感じた」とジュノについて説明した。
カン・テオは、ソ・ガンジュン、コンミョンらが所属する韓国初の俳優グループ「サプライズ」のメンバーとしてデビューした。
2013年のウェブドラマ『放課後のくじ引き』をはじめ、黙々と演技活動に邁進。最近の『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『それでも僕らは走り続ける』『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』などで勢いを見せ、ついに代表作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でブレイクを果たした。
サプライズのメンバーの中で最も遅咲きとなったカン・テオ。ソ・ガンジュンやコンミョンらの人気を羨ましいと思ったこともあったという。
「焦りや不安が全くないわけではなかった。ガンジュンさんが先に売れるのを見たけど、それと同時に大変そうな姿も見た。その過程で僕たちにアドバイスもしてくれて、お小遣いもたくさんくれた。それからコンミョン、イ・テファンらが売れるのを見て正直羨ましかった(笑)。そう思う一方で、もう僕の視線通りに、一つに専念しようと思った。僕の方向性なら、派手なものよりも薄く、一途に行きたい。木に少しずつ水を上げるといつか大きくなっているだろう、ゆっくり遠くを見よう、と思った」
「よりによって、この時期に入隊するのが残念ではないか」という質問には「それでも行かないと。もっと良い姿をお見せしなければならないので」と言う。
「正確にはいつ行くか分からないけど、もし今日のインタビューを終えて帰宅して、兵務庁から郵便が届いていれば(軍隊に)行かなければならない(笑)。もともと友だちと渓谷に旅行に行くつもりだったけど、ありがたいことに仕事が忙しくて旅行は悩んでいる」と笑った。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のシーズン2については「2年後に制作されるという話を聞いたが、僕も記事で初めて知った。今はよくわからない話なのでどうなるか分からないが、兵役を終えてからもし機会があれば、当然参加したい」と笑みを浮かべた。
(記事提供=OSEN)
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