【年末年始・韓国映画特集】超豪華キャストによる武侠ロマンス『メモリーズ~追憶の剣~』

2020年12月23日 スペシャル #時代劇映画
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映画『メモリーズ 追憶の剣』は、今までも数々のアクションに挑戦してきたイ・ビョンホンが、香港映画を彷彿とさせる剣術アクションにノースタントで挑み、新境地を開拓している本格武侠アクションという点もさることながら、超豪華キャスト陣も魅力の作品だ。

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例えばチョン・ドヨンだ。2007年の『シークレット・サンシャイン』で主演女優賞を受賞し、その後審査員としても招待され〝カンヌの女王〟と呼ばれるまでになった実力派女優が、イ・ビョンホン演じるユベクのかつての同志であり恋人でありながらも、自分たちの罪を断罪する“運命の子”を育てる盲目の剣士ウォルソを演じている。

その“運命の子”ホンイを演じるのは、『トッケビ』や『サ・キング 永遠の君主』などで今や人気女優になったキム・ゴウン。突如として自分の使命と過去の秘密を知り、戸惑いながらもその宿命に身を投じていくホンイを伸び伸びと演じ切っている。

そして主要キャストの最後に紹介するのは、日本でも人気を誇ったK-POPアイドルグループ2PM出身のイ・ジュノ。演技経験は浅いものの、持ち前の感性と役作りで、愛と忠誠心の間で揺れ動く剣士を熱演している。

『メモリーズ追憶の剣』はこれら4人の剣士たちがそれぞれの運命に翻弄されるドラマだ。単なる“見せ物”に留まらない、重くも深みのある新たなアクション映画に仕上がっている。

映画『メモリーズ~追憶の剣~』(写真=©2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.)

【ストーリー】愛と野望の間で揺れた剣士たちがそれぞれの運命に翻弄されるドラマ

高麗末期、剣術の腕前がすべての物差しであった時代。ドッキ、ソルラン、プンチョンの3人の剣士は、志を同じくし反乱を起こす。

だが、革命の一歩手前でドッキがふたりを裏切り失敗。プンチョンは命を落とし、ソルランはプンチョンの子ホンイを連れ立ち去る。

18年後、ドッキはユベクに名を変え最大の権力者となり、ソルランはウォルソと名乗りホンイを育てていた。ウォルソはある日、ホンイの親を殺したのはユベクと自分であると、ホンイ自身に告げるのだが……。

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