数々の時代劇作品を成功に導いた俳優チェ・スジョン

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1962年12月18日生まれのチェ・スジョン。彼のデビュー作は1987年の『愛が花咲く木』である。俳優としてデビューしてから多くのドラマや映画に出演してきたチェ・スジョンは、時代劇でも活躍している。

これまでに彼が出演してきた時代劇作品は『太祖王建』『海神-HESHIN-』『大祚榮』『大王の夢』である。いったいどんな役を演じたのだろうか。

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2000年に放送された『太祖王建』では、ドラマの主人公で高麗建国の英雄として知られる王建(ワン・ゴン)に扮し、2004年に放送された『海神-HESHIN-』で、造船所の奴隷出身で後に会場王と呼ばれた主人公のチャン・ボゴを演じている。

さらに、2006年に放送された『大祚榮』にも出演しており、渤海(パレ)という国を建国した英雄の大祚榮(テ・ジョヨン)に扮した。

その大祚榮が建国した渤海とは、かつて現在の中国東北部から朝鮮半島北部、現在のロシア沿岸地方にかけて存在した国である。

そして、2012年に放送されていた『大王の夢』では、後に新羅(シルラ)の29代王・武烈(ムヨル)王となったキム・チュンチュという役を演じている。

このように多くの数々の時代劇作品で主役となる人物になり切ってきたチェ・スジョン。彼はドラマの中で本当にすばらしい演技を見せてくれた。

チェ・スジョン

チェ・スジョンの演技力

そんなチェ・スジョンは、時代劇以外にも『初恋』や『あの青い草原の上で』などにも出演している。

俳優として安定した演技力を持つチェ・スジョンがドラマの中で主演を務めているからこそ、視聴者たちも彼の魅力に惹かれていくのだと思う。

これまで時代劇、現代劇含め多くのドラマに出演してきたチェ・スジョンの受賞歴もすごい。

最初に受賞したのは1990年のKBS演技大賞で人気賞を獲得し、最後に受賞したのは2008年に行なわれた第35回韓国放送大賞のタレント部門賞で、コリア・ドラマ・フェスティバル・アワードの最優秀賞を獲得している。

今後、彼はどんな作品でどんな役を演じるのだろうか。今後の彼の動向に大いに注目したい。

文=大地 康

♢チェ・スジョン プロフィール
生年月日:1962年12月18日生まれ
身長:174cm
星座:やぎ座
学歴:韓国外国語大学
デビュー:1987年ドラマ『愛が花咲く木』

☆主な出演作
『愛が花咲く木』(ドラマ、1987年)
『初恋』(ドラマ、1996年)
『野望の伝説』(ドラマ、1998年)
『人の家』(ドラマ、1999年)
『太祖王建』(ドラマ、2000年)
『あの青い草原の上で』(ドラマ、2003年)
『海神-HESHIN-』(ドラマ、2004年)
『大祚榮』(ドラマ、2006年)
『プレジデント』(ドラマ、2010年)
『大王の夢』(ドラマ、2012年)
『たった一人の味方』(ドラマ、2018年)

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